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アーカイブ: 2009/09/07

Vol.00 繁華街の小さな店

(担当:斉藤けなげfeatますらおでぶ)

繁華街の片隅に、1件の小さなパン屋さんがありました。
きらびやかなその街に佇む、何とも不似合いなこのお店。
実はある筋の人々から、熱狂的な支持を受ける、
異色のパン屋さんだったのです。


ファリーヌ・ヤセガマンへようこそ~。
ただ今20分待ちでーす。

「ちっ(フーフー)今日も店外まで並んでやがる(フーフー)」
「外はまだ暑いっていうのに(ゼェハァ)」
「気温25℃なんて(ムフゥ)、今日は猛暑だな(ムフゥ)」

お客さんは皆、口々に文句を言いながらも
クリームパンのようなその手に、100円玉を握りしめています。

そう、ここはコンビニやファーストフードではどうももの足りない
迷える子豚ちゃんたちが集う夢のパン屋さん。

このお話は、小さな小さなパン屋さんで繰り広げられる
デブと感動の物語なのです。
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Vol.01 パンはご飯の代わりなんかじゃない!

(担当:斉藤けなげfeatますらおでぶ)

ある日ファリーヌ・ヤセガマンに一通の手紙が届きました。

masurao.jpg

拝啓、ファリーヌ・ヤセガマン様
ボクはこの店のパンが大好きです。
そんなボクから、今日はお願いがあって手紙を書いています。
常々思っていたことなのですが、パンは主食のひとつに過ぎないと
どうも世間では考えられているような気がします。
ファミレスでデミグラスパンバーグセットを頼めば
「ライスorパン?」と聞かれるように
選択肢のひとつに過ぎないと思われているフシがある。
でもボクは、声を大にして言いたい!
パンはご飯の代わりなんかじゃない!!
白米ももちろん大好きなボクですから、ご飯を侮辱するつもりはありません。
しかし、「ライスorパン?」と聞かれたときには
「ライスandパン」と答えたい。
そんなボクのささやかな気持ちを満たす、最高のパンを作ってください。

ますらおでぶ



kenage.jpg
ライスandパン論争は、100年以上昔から、デブ業界でくり広げられているが
ここにも迷える子豚が1匹。実に根の深い問題だ。

確かにパンとご飯は、まったくの別もの。デブにとってパンは、
ご飯を食べた後にこそ食べたくなるものなのに。
それを、炭水化物などというくくりでまとめおって。
デブにとってこれが、どんなに無意味なものか、全然わかっておらん!

よし、私がますらお君の気持ちに答えて、最高の「ライスandパン」を
作ってやるっっ!!!


rice&pan.jpg
【材料】
パン……1個
ご飯……適量
カレー……適量
メンチカツ……3切れ
チーズ…お好みで

摂取カロリー
835kcal



kenage.jpg
カレー! ご飯! メンチカツ! おまけにチーズ!!
そして忘れちゃならない、主役のパン。
どこからどう考えてもマズいはずはない。マズくなりようもない。

早速試食じゃ。
これは……!!
ありかなしかで言ったら、はっきりと「あり」。

しかし「別々に食べてもよくね?」って気持ちが
どうしても拭えない。


しかもカロリーが、コンビニ弁当1個分に匹敵する高さ!
ますらお君は、それでもこのパンを、愛してくれますか……?


(つづく)
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