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アーカイブ: 2010/05
四十八手判定ツール:『まぐわったー』が出来るまで(1)
- 2010.05.18 Tuesday
- まぐわったー
みなさんこんにちは。アルミルコです。
今回は、「四十八手判定ツール:『まぐわったー』」の舞台裏と前制作物を
惜しげもなく一気に放出していきたいと思います。
そもそも、「四十八手」とは何か?
◆Wikipedia「四十八手」【アダルト用語】
四十八手(しじゅうはって)とは、性行為における体位の種類を表したものである。
江戸四十八手とも。この言葉は江戸時代の日本に於いて名付けられたと見られる。

※子ども見てるよ!
この「四十八手」を、Twitterアプリ化してみなさんにご提供しよう。
江戸時代のゆとりある性を、いまこそ。
1人1アカウント、1人1まぐわったー。
大塚ニューコーポのマッドサイエンティスト・EGがプログラムのコードを書き、小生がイラストを書いて完成したツールがこちら。
『まぐわったー』 ※ロゴをクリック!

ね。すごい。
ほら。
でました。
1人につき、1まぐわったー!
……つまり、
1人につき1画像しか見て頂けていないのです。
48個も作ったのに。
48個も(あたまのおかしい画像を)作り続けたのに。
残りの47個の画像は、藻屑と消えていくのか?
否!
答えは否である!
これから『まぐわったー』の全画像を、制作過程と絡めて世に送り出していく所存である!
では早速、
◆1枚目

大丈夫?「閉じる」ボタン、押そうか?
48手の絵を書き始めるとき、わたしは大いに迷った。
参考画像として様々なサイトで四十八手を見て回ったが、
出てくるのはドストレートなエロ画像ばかり。
これを真面目に書いていたら気が狂う。
そこで思いついたのが、
◆2枚目

無機物×無機物。
性を持ちようがない、
◆3枚目

無機物同士の交わり合い。
◆4枚目

あ、野菜は有機物だな。
◆5枚目

なんというシュールレアリスムの体現。
◆6枚目

『わたしがシュールレアリスムなのではない、
シュールレアリスムがわたしなのだ』。
◆7枚目

色々なものを描くにあたって、Google先生の画像検索に
大変お世話になったのに、
拳銃の画像はなにも見ずとも描くことが出来てしまった。(愛読書:「図解 ハンドウェポン」)
◆8枚目

画像のなかにある「○○×○○」という文字は、
「男×女」の並びになっている。
「テトラポット」と「土管」で何が男で何が女なのか。
問い詰められたら、棒立ちのまま舌を噛むと思う。
【作成途中画像】

下書き画像。
「テトラポット」と書いておかないと、後でみたときに
分からなくなる恐怖との戦い@まぐわったー。
これは聖戦である!
◆9枚目

「炬燵」の名前がつく48手の画像に、そのまんま「こたつ」を使ってしまうほどには、
ネタに困窮してきていました。
そもそも1枚目から順に描いているのに、一手目が
「ホチキス×ハサミ」の時点でスタートから大混乱なのは明白。
画像をずっと見ていると性に関する知識がゲシュタルト崩壊を起こします。
◆10枚目

「同じ物を1度きりしか出さない」ルールもあります。
9枚目でコタツがもう出ているので、ここでは出せない。
だからといってなんでオタマとトングなのかといわれると、
答えに窮し、
やっぱり舌を噛みます。
◆11枚目

「く」、て。
「1」、て。
文字と数字じゃないか。
なんだこれ。
なんだこれ。
………ガッ(舌を噛んだ音)
◆12枚目

これはれすね、(舌が短くなったよ!)
ソーセージとチョコバナナが持つ単語自体の卑猥な印象を
48手の世界へ引き摺りこめたことで、
わりと満足している一枚です。
やあ、綺麗に締められてよかった。
【作成途中画像】

満足、に辿りつくまでの変遷。
途中で急ターンしたことが、成功につながったのである。
◆次回予告 【 曲がるものを必死に探す 】

これでやっと12枚、ぜんぶで48枚画像があるので、
この記事があと何回続くのか、
推理小説好きにならば分かるはずです。
読者への挑戦状!
ではまた次回!
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