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コンテンツ制作の裏側、各自の思惑による勝手なコンテンツ推薦etc・・。
ONCスタッフが不定期で綴ります。

【制作日誌】

ONCのキャッチコピー決定!

(文責:Caori)

みなさまこんにちは。

大塚ニューコーポにもウララカな春が訪れています。
ベランダからは見事な桜がお目見え。
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逆光でケータイもぼんやりしちゃってます。

そんなGood AfternoonなONCもOPENから早2ヶ月。
OPENしてから、運営・方針・メディアの見せ方など
ちょこちょこ改善点やルール化するところがあり
緊急招集されました。

いろいろNext Actionが具体化されたので
良くしていけそうです。がんばろう!


ここで、「大塚ニューコーポって結局何なのよ?」というあなたに朗報。
キャッチコピーが決まりました!

世界一うわついたウェブマガジン
大塚ニューコーポ


どうどうどう?
しっくりくるでしょう。
結局何かわからないって?
ウェッブマガジンですよ。


来年は、エイプリルフールやります!
(浅田真央の有言実行方式。独断で言ってみた。)

>To all
やろうよ!

P.S.
最近英会話に通い始めて、
英語使いたくてしかたないんです、私。
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今後に関する会議

(文責:Caori)

皆様こんにちは。

ONCリニューアルから1ヶ月、
SEVENHOUSEの収録や、各連載コンテンツの更新にも慣れてきたところで
積み残し課題、今後の活動方針や
対外的な広報について会議が開催されました。

要は反省会です。

@都内某所

神妙な面持ちで輪になっている面々
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基本的には、現状コンテンツを確実に更新しつづけることと
適宜新規企画をやっていくこと。
そして、ONCでインカムが発生する日を夢見て・・・


余談ですが、夜ちょっとしたお祝い事で飲み会が開かれました。
お祝いに用意してもらったケーキ・・・☆
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深刻に要ダイエットのますらおでぶも、今日は食べます!
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コーラも今日だけ解禁!



大塚ニューコーポでは、各種お仕事のご相談を承っております。
気になるコンテンツ・人材がおりましたら
随時、お問い合わせください。
お問い合わせ

よろしくお願いいたします。
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女子よ、男尻を愛でよ!

(文責:福田フクスケ)

「制作日誌」では、絶賛更新中のレギュラーコンテンツや、
今まさに制作中の単発コンテンツの裏話を、リアルタイムでお届けします。


サイトオープン前夜の、去る1月11日。
ここ大塚で、誰も知らないとある祭りが、ひっそりとしめやかに
わっしょいわっしょいと開かれていた。

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△わっしょい、わっしょい

祭りなのに、しめやか。
その相反する言葉のマリアージュが成立するそのわけは、
祭りのテーマが「尻」だったからである。
それも、ただの尻ではない。

彫刻や絵画に描かれる“男の”尻、その尻のよしあしについて
女子2名が品評しあうという、人から何度「え?」と聞き返されても
それはもう仕方ないだろうという、いと珍らかな祭りなのである。

そう、これこそが、ONCの才媛・嘉川轟子と斉藤けなげの2名が、
恥ずかしげもなく自信をもってお送りする期待の単発テキスト企画、
その名も『俺と貴様の 男尻まつり』である。

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△男なら尻見せてけーー!!

かねてから、健やかなる男女間の交際だけを「恋愛」と呼んでいた、
爽やかな高校部活のようなPTAお墨付きの団体だったONCに、
闇討ちのごとく「BL(ボーイズラブ)」というまがまがしい
和製英語を持ち込んだ腐女テロリストが、この2名である。

出会ってはいけない2人が、出会ってしまった。

しかし、その出会いのきっかけを作ってしまったのは
誰あろう私なので、交通違反でいえば「重大違反そそのかし」、
殺しにたとえれば「殺人幇助」にあたる私の罪は決して軽くない。
その禊ぎの意味も兼ねて、この2人が出会ってしまったことによる
暴走行為を責任を持って食い止めなければならないと思い、私は判断した。

…そうだ、これ、企画にすればいいんだ。

答えは単純である。
ネタとして企画に落とし込んでしまえば、たいがいのことを許す。
それが、ONCにおける私のスタンスであります。

そもそも、人の「フェチズム」の話っておもしろいし、
男が女の胸を好奇の視線で語るように、
女が男の尻を好奇の視線で語る構図があったら、
それはなんとなく微妙にズレてて笑いとして成立しそうだな、と思ったのだ。

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△男の尻が大写しになっているパソコン画面を注視するけなげと轟子
(ちなみにもう一人、まったく関係ないのに見ているのは、『新しいリスニングテスト』でOL役を官能的に演じた女M)

で、やってみたら実際おもしろかった。
魅力の対象なのに、なぜかまじめに語れば語るほど
滑稽さとの相性を増してしまう、尻。
それは時に悲劇でもあるが、癒しの存在でもある。

たくましい尻。
やわらかな尻。
遠慮がちな尻。
会釈をする尻。
夜空を見上げる尻。
友だち以上恋人未満の尻。
僕たちの暮らしを見つめる、豊かな尻。

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△みんな昔はオシリーナだった

そんな、表情豊かな尻とりどりの風景をどうぞお楽しみいただきたい。

斉藤けなげによる持ち込み企画『俺と貴様の 男尻まつり』は、
全5回の短期集中連載で、近日公開!!
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新しいリスニングテスト第1回

(文責:福田フクスケ)

さて、今週はオープン記念週間ということで、
コンテンツ紹介も兼ねてスターティングコンテンツの
制作後記を書いていこうと思います。

今日は、【AUDIO】のコント企画『新しいリスニングテスト第1回』をご紹介。

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△こんなリスニングテストが流れてきたら戦意喪失です

このコンテンツも、昨年6月の前身サイトの時点で、
オープニングコンテンツとしてすでにアップされていた作品。
収録自体が行なわれたのも今は昔、昨年の4月13日である。

…月日が経つのは本当に早いなー。

というバカみたいな当たり前の感想しか出てこないほど以前に撮ったのだ。

ネタのアイデアだけ出し合って、台本は肉布団が担当しているが、
作品の雰囲気を左右しているのは、やはりゲスト出演者によるところが大きいだろう。
全体のアナウンサー役と、第一問のOL役の2名である
(名前を出していいのかわからないので、出さないでおくけど)。

こういうのって、こんなシュールなリスニングテストが
「さも本当にあるかのように」演じきるからおもしろいのであって、
テキストがふざけてるからって、少しでも読み方にウケを狙おうとする
ニュアンスが入り込むと、途端におもしろさは半減するわけだが、
その点、アナウンサー役の彼女の愚直なまでにまじめな
読み上げ方は、とても作品のテイストに合っていた。

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△「新しいリスニングテストの時間です」「そのようです」

また、第一問「不適切な関係」の部長とOLのスクリプトだが、普通ね、
あんな台本を渡されてすぐに読めと言われても、なかなか意図を汲めるもんじゃないよ。
だが、OL役の彼女は最初から一発で「官能的に」読んだね、あれを。
それどころか、最初の読み合わせでは読み方がエロすぎたので、ちょっと自粛してもらった。
あえぎ過ぎていたのだ。

「なんでもないセリフをエロく読み上げる能力」

…いったいどんな才能なんだそれは。

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△「B5、A4、B4、A3、ああっ、どんどん拡大していく…!」

このコンテンツに関しては、正直この2名しか紹介することがないのは、
あとの出演者はすべておなじみのメンバーだからで、
というか、寿司屋の弟子役とギターを弾いているますらおでぶ以外は、すべて私が演じているからだ。
約10分弱のコントの間に、歌も含め5役で登場しているわけだが、
やはりどーーーーーーーーー考えても無理があるな、これは。
原口やコージーやホリではない人間が演じる5役は、どう聞いても1役だ。

で、私は真剣に思いましたね。
「もっと多彩な声が出せるようになりてぇ」と。
こうも思いましたね。
「もっと歌が上手くなりてぇ」そして「モノマネが上手くなりてぇ」と。
いっそのこと「むしろモノマネ芸人になりてぇ」とも思いましたね。思いませんでしたけどね。

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△人にかなわぬ夢を見させる悪魔のソフト、プロトゥールス

あと、あれだ。
とても人様にお聞かせすることのできない、音程も声量も声圧もおぼつかない私の歌声が、
「プロトゥールス」という音楽制作&編集ソフトをWEB班のEGが駆使することにより、
格段に聞きやすく、安定したものに修正されていたことには、すっかり感動した。
うっかり歌手になれるんじゃないかと思った。

ビバ、テクノロジー。
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収録快調?ネットラジオ

(文責:福田フクスケ)

「制作日誌」では、絶賛更新中のレギュラーコンテンツや、
今まさに制作中の単発コンテンツの裏話を、リアルタイムでお届けします。

MSTの「俺、ラジオやりたい」という執拗なリクエストに
根負けしてはじまったONCのネットラジオ。その名も、
『MSTとフクスケの お金をあげるから付き合ってください。』

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△収録風景はこんな感じです。あらためて部屋が汚い

相手役のパーソナリティーが、あれよあれよといつの間にか
私に決まっていたことも腑に落ちないのですが(笑)、
そもそもね、ONCメンバーの中でも決してトークが立つわけではない
このふたりがパーソナリティーに担ぎ上げられている時点で、
何者かのやさしくない思惑が暗躍していると思わざるを得ないよね。

「吊るし上げ」や「道化役」「かませ犬」という言葉が
脳裏をよぎって仕方がない今日この頃。
みなさんいかがお過ごしですか。

しかしね、どうせ醜態をさらすのなら…と、
私、このラジオに関してはひとつ大きく割り切ることにしました。
すなわち、


1.事前の打ち合わせは、当日の収録直前のみ。
2.収録で話す内容は、すべてアドリブで仕込みなし。


この際、徹底して生でリアルな「取って出し感」を大事にしようじゃないかと思うのです。
「無為無策こそ最大の弄策」と、かの孔明も言っております。言っておりません。

果たして、1月18日に行なわれた記念すべき第1回の収録は…
はっきり言ってグダグダでありました。

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△「え、グダグダ!?そんなわけないじゃん!」と意に介さないMST

ふたりの息の合わないこと合わないこと!
トークのテーマはすぐ見失うわ、
一方がボケたらもう一方は流すわ、
もうね、お前ら敵か!というほどのつぶしあいですわ。
反省材料、多すぎ。この材料を組み立てたら、パーツが余ること確実です。

とはいえ、人間は成長する生き物です。

オープン直前の修羅場に揺れる24日、
第2回&第3回の収録が行なわれたのですが
(あ、隠す気もないので言っておきますが、これ、録りだめしてます)、
このわずか2回分の収録の間に、
ふたりのDJとしての能力は格段に上がりました。

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△見よ、この貫禄の笑みを!だってほらジュースを飲む余裕がありますもの

いや、このラジオはね、ふたりの人間がラジオパーソナリティーとして
成長していく過程をリアルタイムで追った大河ドラマですよ。
みなさん、ぜひとも孫のめまぐるしい成長を見守るおじいちゃんのような気持ちで、
柱にキズで目印をつけながら聞いていただけると幸いです。

そして、正直、ラジオやるのは楽しいです。
こんななら、喜んで吊るし上げられますよ私は。
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あの勇者は今

(文責:福田フクスケ)

さて、今週はオープン記念週間ということで、
コンテンツ紹介も兼ねてスターティングコンテンツの
制作後記を書いていこうと思います。

今日は、【AUDIO】のコント企画『あの勇者は今』をご紹介。

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△どうか怒られませんように…☆(BGM:星に願いを)

このコンテンツも、昨年6月にオープンしていた、このサイトの前身となる
サイトでアップするために、収録自体はだいぶ以前に行なわれていたものだ。
手元に記録が残されていないため、正確な収録日が特定できないのだが、
制作方法が変わっていたことだけは覚えている。

このオーディオコントは、事前に誰かが頭の中で台本を書き上げたわけではない。
会話の内容のほとんどは、ある日、メンバーの肉布団と私が、
ふざけて即興でやりとりした掛け合いが基になっているのだ。
その際に出てきたネタの順番と構成を、収録の直前に肉布団がスクリプトに起こし、
細かいリアクションなどは何回か収録するうちに固めていった。

一度通しでやると10分弱かかるこのコントを、
確か合計で4回は収録し直したように記憶しているが、
録るたびにかなりの緊張感で、しかしそこにまた、
台本通りでありながらライブ感覚の揺らぎが生まれる
スリルがあり、収録はなかなかに楽しかった。

問題点は、1本の時間がいささか長すぎるということであって、
正直、ネット向けのコンテンツではないのですね、これは。

「かつての勇者なのに、今は全然うまくいってない中年」
「インタビュアーの反応が、ちょいちょい勇者をナメている」
といった関係性の妙がこのコントの肝なので、そのおもしろささえツボにはまれば、
私なんかは、このふたりのダラダラした会話をあと倍の長さ聞いていられるんだが、
「1分で笑える!」レッドカーペット世代のネットユーザーに、
さすがにそれはキツいだろうな…とやや反省している。
単純に、ダウンロードする重さの問題もあるし。

で、そんなときに、たなか贋作氏が見事に読み上げている
冒頭のプロレスのアオリVTR風のナレーションが、
少しでも本編の中だるみを緩和するのに機能していてくれればいいなあ、と思うわけで(笑)。

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△華奢なボディからは想像もつかないハイテンションボイス

WEB班の諸葛孔明ことEGの知人かもっちが作ってくれた、
「明らかにドラ●ンクエスト」であることがわかる絶妙なテーマ曲も含め、
このオープニングの2分のクオリティだけがかなり高いことになっているが、
このおかげで、全体としてかなりポップなコントにパッケージできたんじゃないか!?

このように、小器用な人の能力が集まると、
やっぱり小器用であることには変わりはないが、
複数の人の異なる能力がカチッとはまったときは、
一人で作るときよりも格段におもしろいものができると思う。

「即興の積み重ね→台本にまとめる→演技を固める」という手法も含め、
このコントで編み出したノウハウは、これからも大事にしたい。

…個人的にお気に入りのコントなので、解説も長くなってしまいました。
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危うく中止のリアルダイエット事情

(文責:福田フクスケ)

「制作日誌」では、絶賛更新中のレギュラーコンテンツや、
今まさに制作中の単発コンテンツの裏話を、リアルタイムでお届けします。

【TEXT】の単発企画として更新中の『新しいダイエット』
ONCのデブキャラを払拭するべく、ますらおでぶが新しいダイエットに挑戦するものの、
考え方がデブなので、明らかに間違ったダイエットにはまってしまいます。

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その名も「夜おはぎダイエット」。

思いっきり間違えてる感みなぎるこのネーミング。
なぜ「夜おはぎ」が「朝バナナ」とタメはれると思ってしまったんでしょうか。

案の定、日に日に無理のある調理法へとまっしぐらに突き進んでいるますらおでぶ。
しかも、なぜアイドル口調なのかは、シュールすぎて怖くて聞けません。

しかし、実は『新しいダイエット』の企画を進めているさなか、
先週末はサイトオープン準備の修羅場と平行して、
もうひとつのピンチがますらおでぶの身に襲い掛かっていたのです。

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△まさかこんなことになるなんて…

それは、正体不明の肝臓疾患。
肝臓のγ-GTP値が異常に高い数値を叩き出し、
週明けにも入院の可能性が高いと医者に宣告されていたのですよ。

すわ、『新しいダイエット』企画が存亡の危機!

いや、企画よりもますらおでぶの体の心配をしろよって話なわけですが、
かくしてこの「夜おはぎダイエット」は、彼のおはぎのようなコロコロボディもろとも
お流れになるかもしれなかったのです。

結論から言うと、検査の結果「入院」という最悪の事態はまぬがれたものの、
肝臓が病気である事実に変わりはなく、彼は現在、
医者からリアルなダイエットを命ぜられております。

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△コーラとケーキを前にこんな笑顔はもうできません

これからは、彼がコーラを飲もうとしていたり、
菓子パンを食もうとしていたら、心を鬼にして叱らなければいけません。
新しくない、旧来通りのオーソドックスなダイエットです。
そりゃあおもしろいに越したことはありませんが、
命あってのデブネタ…もといモノダネですからね!

デブだってがんばって生きてるんです。
デブだってがんばって生きたいんです。
リアルにやせろ、ますらおでぶ!

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△実はそんなにデブでもない、ますらおでぶのガチムチ体形

ちなみに、「夜おはぎダイエット」はあくまでネタですから、
本人の健康に十分留意して行なっています。
みなさん安心して、あと3日残っている更新を楽しんでくださいね♪

なぜか俺までアイドル口調になってしまった…不覚。
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『大塚ニューコーポ』ニセ予告編

(文責:福田フクスケ)

さて、今週はオープン記念週間ということで、
コンテンツ紹介も兼ねてスターティングコンテンツの
制作後記を書いていこうと思います。

今日は、【MOVIE】のバラエティ企画『大塚ニューコーポ』ニセ予告編をご紹介。

実は、このコンテンツの撮影をしたのは、2008年4月20日から5月4日にかけて。
もともと、このサイトの前身となるサイトが昨年6月に開設されたときの
オープニングコンテンツとして制作されたものなのですね。

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△この空き地も今はもう駐車場になりました

「ありもしない架空の映画の予告編だけをそれらしく作りこむ」というのは、
この大塚ニューコーポの活動を立ち上げた最初期からやりたいと考えていたことで。
時折りしも、「予告編」という形式が、ちょうどサイトそのものの告知という役割も
兼ねられるんじゃないかということで、オープニングコンテンツに抜擢されたのだった。

架空の予告編とはいえ、まずは映像班のますらおでぶが、
物語のおおよそのあらすじを考えて綿密な脚本に起こしてある。
そして、撮影を終えて荒編集したものに、さらに私や肉布団が加わって、
でたらめな字幕スーパーを付け足していった。

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△真剣なまなざしでファインダーを覗く貫禄あふれる監督

そんな制作過程よりも、この作品で特筆すべきは出演してくれた登場人物の多さだと思う。

最初にONCを立ち上げるとアナウンスしたときに、興味を持って名乗りを挙げてくれたのが彼らだ。
今回のリニューアルオープンではレギュラーとして参加していなかったり、
途中でフェードアウトしてしまった者もいるが、
最初にこの活動におもしろがって参加してくれた以上、
彼らもまた大塚ニューコーポの大事なメンバーだ。

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△狭い風呂場で大の大人が4人でひしめき合っている感動的な光景

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△モルペリ族の暮らしには、このように先進国のような衛生観念はありません

また、こういう形でいろいろな人が参加してくれたら嬉しいと思う。

「フランス語っぽい架空の言語をしゃべる登場人物」
「国籍もキャリアもでたらめな出演者テロップ」
「試写会を終えた観客のずさんな感想」
などなど、やっていることはきわめてシュールというか、
ある種「伝わりづらい笑い」だと思うのだけど、
こんなものを「きちんと作りこんでいる」ということ
そのものが、かなりポピュラリティのあるおもしろさとして
通用し得るのではないかと思う。

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△『麦と郷愁』『バッタムイ』は我ながらいいタイトルだと思います

制作してから1年近くたって観ても、
やっぱり色あせてないなあと思うのは手前味噌でしょうか。
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3日目にしてピークかもしれません

(文責:福田フクスケ)

「制作日誌」では、絶賛更新中のレギュラーコンテンツや、
今まさに制作中の単発コンテンツの裏話を、リアルタイムでお届けします。

どうも、フクスケです。

【MOVIE】コンテンツの重箱の隅的存在として、ひっそり誰からも注目されず
更新することを目指していた『福田の365日ギャグマラソン』なのですが、
1回の視聴時間が短いという手軽さから、意外にも
まずここを観るという人が多いと聞き、とても戦慄しています。

みんな、こんな恥さらしに注目しないで!
もっとクオリティの高いコンテンツはいくらでもあるんだから!
いったん視野からはずそう、ギャグマラソンのことは。

だいたい、毎日一発ギャグを考えてアップするなんて、素人に無理なんだよ。
そもそも、「一発ギャグ」じゃないからね、これ。
第3日目なんて、完全にショートコントだから。

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△会社の帰り道に天から降って湧いたように思いついた名作「象印魔法瓶」。

でも、この第3日目、実は自分でもちょっとおもしろいなーと思っていて。
ひょっとしてこれ以上のクオリティのギャグはしばらく出てこないんじゃないかと思ってます。
ここから後は、下り坂あるのみだと思っていてください。

観るなら、今のうちですよー。
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たいちけおの ぶらり夢散歩

(文責:福田フクスケ)

さて、今週はオープン記念週間ということで、
コンテンツ紹介も兼ねてスターティングコンテンツの
制作後記を書いていこうと思います。

今日はまず、【MOVIE】のバラエティ企画『たいちけおの ぶらり夢散歩』をご紹介。

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△タイトルロゴには3種類の番組が混ざっています

この企画、もともとは「クレーム対策先手打ちすぎ番組」と題して企画していたもの。
バラエティ番組などでよく、視聴者からのクレームを避けるために
「※後でスタッフがおいしくいただきました」とか「※熱くない花火を使用しています」といった
テロップを流すが、あれが行き過ぎて番組趣旨が成立しなくなっちゃうようなテロップが
流れたらおもしろいな…という発想で生まれた、まあいわば社会風刺だ(笑)。

撮影は、暮れも押し迫る去年の12月30日、巣鴨で行なわれた。

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△正月ムードの地蔵通り商店街で、ゲリラロケを敢行

これ、ネタ元はもちろん『ちい散歩』の番組フォーマットをまるまる拝借しているわけだが、
制作にあたっては、いささか変則的な方法をとっている。
テロップネタのパターンを先に洗い出してから、
それを肉布団京一が事前に大まかな構成台本に起こし
あとは撮影しながらその場の状況に合わせて素材を撮り足していくのだ。

これだけだと、現場でどの程度「使える」画が撮れるか事前にわからなかったので、
確実におもしろくなるであろう保険として、公園での「地域住民」のシーンを入れた。

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△実は巣鴨ではなく、茗荷谷にある全然別の公園です

さて、こうして撮影された素材映像は、年明けに映像班のますらおでぶが、
演出担当の肉布団と打ち合わせしながら、数時間でサクサクと編集を終了。

ナレーションは、『ぶらり途中下車の旅』の滝口順平のモノマネができる私が、
編集工程の最後に、後付けででたらめな文言を考えて入れた。
「過剰なテロップ」以外で笑いの要素を盛ってしまうと、
おもしろさの軸がぶれてしまって本当はよくないんだけど、
どうしてもこういうところで小ネタを入れたくなってしまうんだよな(笑)。

こんな風に、半分は事前の決め打ちで、半分は現場の瞬発力で作りながら、
最後に編集と字幕やナレーションでさらなる意味を付加していく、という手法で、
ほかにもまだエセドキュメンタリー的な笑いのパターンって作れそうな気がするな。
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