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コンテンツ制作の裏側、各自の思惑による勝手なコンテンツ推薦etc・・。
ONCスタッフが不定期で綴ります。

たいちけおの ぶらり夢散歩

(文責:福田フクスケ)

さて、今週はオープン記念週間ということで、
コンテンツ紹介も兼ねてスターティングコンテンツの
制作後記を書いていこうと思います。

今日はまず、【MOVIE】のバラエティ企画『たいちけおの ぶらり夢散歩』をご紹介。

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△タイトルロゴには3種類の番組が混ざっています

この企画、もともとは「クレーム対策先手打ちすぎ番組」と題して企画していたもの。
バラエティ番組などでよく、視聴者からのクレームを避けるために
「※後でスタッフがおいしくいただきました」とか「※熱くない花火を使用しています」といった
テロップを流すが、あれが行き過ぎて番組趣旨が成立しなくなっちゃうようなテロップが
流れたらおもしろいな…という発想で生まれた、まあいわば社会風刺だ(笑)。

撮影は、暮れも押し迫る去年の12月30日、巣鴨で行なわれた。

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△正月ムードの地蔵通り商店街で、ゲリラロケを敢行

これ、ネタ元はもちろん『ちい散歩』の番組フォーマットをまるまる拝借しているわけだが、
制作にあたっては、いささか変則的な方法をとっている。
テロップネタのパターンを先に洗い出してから、
それを肉布団京一が事前に大まかな構成台本に起こし
あとは撮影しながらその場の状況に合わせて素材を撮り足していくのだ。

これだけだと、現場でどの程度「使える」画が撮れるか事前にわからなかったので、
確実におもしろくなるであろう保険として、公園での「地域住民」のシーンを入れた。

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△実は巣鴨ではなく、茗荷谷にある全然別の公園です

さて、こうして撮影された素材映像は、年明けに映像班のますらおでぶが、
演出担当の肉布団と打ち合わせしながら、数時間でサクサクと編集を終了。

ナレーションは、『ぶらり途中下車の旅』の滝口順平のモノマネができる私が、
編集工程の最後に、後付けででたらめな文言を考えて入れた。
「過剰なテロップ」以外で笑いの要素を盛ってしまうと、
おもしろさの軸がぶれてしまって本当はよくないんだけど、
どうしてもこういうところで小ネタを入れたくなってしまうんだよな(笑)。

こんな風に、半分は事前の決め打ちで、半分は現場の瞬発力で作りながら、
最後に編集と字幕やナレーションでさらなる意味を付加していく、という手法で、
ほかにもまだエセドキュメンタリー的な笑いのパターンって作れそうな気がするな。

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