TextTop > BlogTop > 天職なんかじゃない

『ブスノート』とは
新世界の神になることを決意した嘉川轟子が夜神月子(やがみらいこ)と改名。
「美しい新世界」の創生のため遺伝子操作によって美女と美女をかけあわせ、
「究極のキメラ・アイドル」を産み出すマッドサイエンス研究所のことである。

天職なんかじゃない

天職探し、終了のごあいさつ

天職とは何たるや?
それは天から与えられたともいうべき職業、
三国志的に言ったら天命というやつである。
轟子は思うのだが、アイドルというのは単純な職業の名前ではない。
この世の奇跡の名前である。
奇跡の具現化、それこそがアイドルという職業なのだ。
人はよく特定のアイドルを指して「ブスだ」「別にかわくねぇ」等言いますね。
轟子はそんな発言をしたお口の持ち主たちに逐一細やかに言ってまわりたい。
「かわいいかかわいくないか、それがそんなに大事な問題かい?」と。
彼女たちがアイドルという職業を選択した時点で、彼女らを全員くまなく「かわいいもの」として扱う覚悟。
それがアイドルとアイドル以外の総ての凡人の正しい関係なのであります!


(以上、Yes, we can!と叫ぶオバマばりの瞳孔開きっぷりでアジる轟子をご想像のうえ再生してください。)


ところで、今回で『天職なんかじゃない』の連載は終了です。
次回からはこの『パンドラの箱入り娘たち』、新テーマでの連載が始まります。
パンドラの箱を開けたら中身が飛び散っちゃって、中に残ったのは「希望」だけだったという話がありますね。
次回以降も、希望しか入ってない箱の中身を引っ掻き回していきますから、そこんとこよろしくおねがいします!


次回、乞うご期待!.jpg
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Vol. 5 八田亜矢子さんの天職はCEO

突然ですけど、やぶからぼうに気付いたことを言います。
焼酎って魔法の水だよね!
焼酎のことは酒というよりドリンク式ドラッグだと認識しておいたほうがいい、絶対。
1日のあいだに地球上で累計いくつ「失敗した!」が起きているのかは知らないが、そのうちのかなりの%で焼酎が原因を作ってるはずだと、轟子は確信しているの。


とくに「やっちまった無断欠席」と「焼酎」は切っても切れないマリアージュだとおもうわけね。
「百年の孤独」と「森伊蔵」はこれ、ほんとうにリーサルウェポンね。
轟子的には「百年の孤独」、これが鬼門なんだけれども、「森伊蔵」のデンジャラスな魔法にかかってやらかしちまった人、それが八田亜矢子さんであります。


八田さんは2004年度のミス東大。その後、「今テレビに出てる女子キャスター/リポーターは現在ほとんどみんな所属」というスゴイ芸能事務所、『セントフォース』に所属し、「朝からヒデちゃんの下ネタ/ダジャレが聞き放題」というスゴイ番組、『ラジかるッ』に毎週木曜レギュラー出演している。


八田さんが何をやらかしちまったかというと、八田さんはさる2008年6月19日、とんだお寝坊をしちまった。そしてそのまま生放送をまるまるスルーしちまったのだ。
原因は「森伊蔵」。前夜すっぽん鍋とともに、しこたま飲んだそうである。
翌日の同番組に出てきた際の本人の証言によると「目が覚めたのが10時半」ということで、毎朝10時に『スーパーモーニング』が終わり『ちい散歩』が始まるのを合図に『ラジかるッ』へとチャンネルを切り替えている轟子から言わせても、そりゃ到底まにあわねぇよっつう話だ。


で、その翌日の放送で八田さんはイスにも座らず「起立・きおつけ」の姿勢のまま平謝りに謝りまくり、ブログにも画像なしのマジ空気で謝罪文を載せた。
正直、わたしは戦慄しました。
沢尻エリカ亀田兄弟朝青龍、一度でもやらかしちまった芸能人は『デビルマン』のミキちゃんばりに八つ裂き吊るし上げコースを用意されるのがここ、日の本ジャポンの風習である。
み、みたくない!
「ゆるゆるゴムウエストのパジャマを脱いでブラとかスキニーデニムとかキッツイ衣服に脂肪を押し込むのが憂鬱だわ」というわたしの毎朝の微妙なアンニュイ女心を、その完璧な巻き髪としゅっとしたフレアミニスカートがかもす華やぎで和らげてくれた「朝のヴィーナス」八田さん、彼女がそんな目にあうさまを見るくらいだったら、あたい仕事を夜勤に変えるわ!とすらおもった。


だがしかし、事態はおもわぬ方向へ。
八田さんはたいしたそしりを受けることもなく、番組を降ろされることもなく、ごく普通になめらかに芸能生活を続行していったのである。
よく考えてみれば、この『ラジかるッ』という番組では出演者の遅刻がけっこう頻繁に起きており、彼らが遅刻を原因に降板したという話は聞いたことがない。なんかこう、そういう部分はゆるりとした番組のようである。
八田さんの謝罪シーンを思い返してみるに、たしかに八田さんはシリアスであったが、「(一緒に飲んでいた)宮崎アナに森伊蔵を飲め飲めと勧められた……」みたいな発言もしており、それはこの場に体育教師とかがいたら「人のせいにすんじゃねぇ!」と物差しで殴られそうな場面ではあったが、ヒデちゃんはじめ出演者一同はアハハてなテンションで全然彼女を許していたのであった。


ここで素晴らしいのはヒデちゃんの「ジョークにして許す」度量の広さでもあるが、八田さんの「許してもらう」器量の深さでもあるとおもう。
八田さんは許してもらう天才であり、それは「一度でもやらかしちまった芸能人は~(略)~ジャポン」において最も強力な武器なのではないかしら。


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いま地球上で一番ビッグな国、アメリカ合衆国で、いま一番みんなが「許すまじ」と青筋立てて怒っていること。
それが「AIG、破綻したっつうから税金で助けてやってんのに幹部にありえない額のボーナスやっただろ問題」であることは十中八九間違いない。
しかるに、いま地球上で一番「許してもらわなきゃいけない役職」、それはAIGのCEO(おぉ、こう書くとなにがなにやら)なのであります!
もうおわかりですね。
怒りをとろかすマシュマロ笑顔とスイート声を搭載した高IQ兵器、許されジーニアス八田さん。
いまAIGは彼女を必要としています。
八田さんの天職はズバリ「AIGのCEO」。
これに尽きます。
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現代の日本に必要なのはヒデちゃん的許し力、そして八田さん的許され力。
どちらもラジカルな能力ですね!とわたしはおもった。
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Vol. 4 佐藤寛子さんの天職は転職アドバイザー

佐藤寛子さんはキレイな人だ。
でも佐藤さんのキレイさは、扇情的でも誘惑的でもない。さらっとしたキレイさだ。
だから佐藤さんはおっぱいが大きくなかったら、グラビアアイドルにはなってなかったのではないかとおもう。
もっとちがう形で、ファッション誌のモデルとかで芸能界にいたような気がする。
でも、佐藤さんの首から下は扇情的で誘惑的なバディだった。
だから彼女はやっぱりグラビアアイドルなのである。

佐藤さんのグラドルとしての最大の武器は、おそらくこの「エロさゼロな清涼感系の美人顔」と「こってりエロい体」のギャップであろうとおもう。
たとえば同じクラスにいるビッチ系のギャルのハダカよりも、真面目の権化のような美人委員長のハダカのほうが興奮する、という人は数多く存在するはずで、そういう需要を佐藤さんはずっと満たしてきた。
メガネを着用したりして、「真面目委員長」キャラを文字通り真面目に貫いてきた。
委員長系グラドル界ではもはや不動のトップスターであろう。

だがしかし、佐藤さんのブログでは、少しちがった佐藤さん像が垣間見れるのである。

佐藤さんのブログ「ookami」は、非常に頻繁に更新される。
基本的に毎日、多いときは1日に3~4回といったところ。
文章量もかなり多い。すごく長い。
内容はというと、なんというか、ポエムである。日記というかポエムである。
自分撮り画像は、ごろりと寝転がった状態で撮られた写真が多い。多いというか9割くらい。ちょっと昔のヒロミックスみたいな感じとでも言えば伝わるだろうか。あの「髪の毛が寝乱れた感じ」を思い出していただきたい。

うむ。こうして見ると、佐藤さんはもしや「委員長」ではなく「文化系不良女子」なのではないか?
ときおり散見される「好きな本」や「好きなCD」なんかも、ちょっぴりサブカル香のするラインナップだったりする。
わたしたちが佐藤さんに投影したかったのは「委員長」。
でも佐藤さんが見せたかった自分は「文化系不良女子(またの名をサブカル系)」だったのではなかろうか。

自分が見せたい自分像と、他人が期待する自分像が食い違う。
これはアイドルに限らずどんな仕事の人にでもよく起こる事態である。
なりたい自分と、なることが出来る自分がちがう。
やりたい分野と、やれる能力を持っている分野がちがう。
どちらも、誰にでもよく起きること。
ではこういうことが起きると人はどうするか。
転職するのである。
「なりたい」と「なれる」のギャップを少しでも縮めるために、職を変えるのである。

自分像のギャップが生む苦しみを誰よりもよく知る佐藤さんだからできる職業、それはきっと「転職アドバイザー」だ。

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都内のIT関連企業でSEをやっているA子(28歳)は悩んでいた。
理工学部を出て、ずっとギークで、理系の合理性の中で生きてきたA子は、己の能力を生かして就いたはずのこのSEという職業を、全然好きになれなかったのである。
たしかにコンピュータいじりは得意ではある。プログラミングに関することなら、大抵の人より飲み込みが早かった。
だがしかし、いつも「得意なこと=好きなこと」であるとは限らない。
A子には他に憧れの職業があった。タクシードライバーである。あの白い手袋、運転席に敷いてある木製のイボイボ、その他すべてがA子の夢だった。
しかしひとつ問題があった。A子は運転免許を持っていなかったのである。
もちろん取得のために教習所には通った。通ったし、前期の筆記課程は難なくクリアした。
ところが実習が始まった途端、A子は持って生まれたアヴァンギャルドな運転センスで教習コースと教習車をことごとく破壊し、教官たちは度々その人生の走馬灯を見させられることになったのである。教習所では教官たちによる緊急ミーティングが持たれた後、土下座してでもA子にお引取り願うことで見解が一致。
そういうわけでA子の免許取得という野望はついえた。それが10年前、18歳のころ。
そして28歳になった今、A子はこれが最後のチャンスだと思い、転職コンサルタントに登録を申し込んだのだった。
担当となった転職アドバイザーに、A子は涙ながらにすべてを話した。
転職アドバイザーは、涼やかな笑顔を浮かべて、いつかなりたい自分になれる日がきっと来ますよ、と言った。その声には、嘘のない共感の響きがあった。
その転職アドバイザーの胸には、「佐藤」という名札が揺れていた。
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今日の反省:
①「転職アドバイザー」という天職が、轟子の立場とかぶってるような気がする。
②「転職」と「天職」が似てすぎて、なんだか色々わかりにくい。

気をつけよう!

佐藤寛子オフィシャルブログ「ookami」
http://ameblo.jp/sato-hiroko/
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Vol. 3 川村ゆきえさんの天職は失恋エステティシャン

川村ゆきえさんはかわいい。
彼女のかわいさをほめたたえる壮大な叙事詩を書いてもいい。
彼女のかわいさをほめたたえる宗教になら入ってもいい。
…ハ!しまった、あやうくこのまま叙事詩を書き始めてしまうところであった。というくらいに気の抜けないかわいさの川村さんなのである。
どこがかわいいって、わたしは彼女のエクボにやられている。
あのエクボに埋もれて窒息したい。
天使たちが彼女のエクボを賛美する荘厳なメロディを合唱している歌声が聞こえる。あぁ聞こえるとも。

彼女のブログ「ゆっきーにっきー」は、アイドルブログとしての質がとっても高い。
まず更新頻度が平均2日に1回と適度に早く、常にコンスタントであること。
自分撮り写真に毎回ちょっとした工夫がこらされていること(撮影時のコスチューム姿を披露するのは基本として、わざわざアイマスクに妙な目の絵を書いて『恋空』の感動を表現*、テーブルの隙間から顔を出して生首風に撮影**、『BBC(バスト・ベスト・コンディション)』としてベストなコンディションのバストを撮影***、など)。
さらに文章もなかなかに読ませるセンスがあり、業務としてやらされてる感がダダ漏れなアイドルブログが乱立する中、楽しんでブログやってますよという雰囲気が自然に伝わってくる貴重なブログである。

彼女のブログの高いクオリティを支えているものは、やはり「読む人」を意識したサービス精神の高さでありましょう。
自分撮り写真に工夫を加える、というのは簡単なようでいて実はほかのアイドルブログではあまり意識してなされていないことであって、毎日似たようなアングルで撮られた似たような表情の写真がずらっと並び、合間合間に今日食べたごはん画像、なんていうのが多くのアイドルブログの現状である。
その点、川村さんブログのバラエティに富んだ画像の数々は、ひたひたにあふれるサービス精神を感じさせてくれる。

このサービス精神はどこから来るのか?と考えるに、彼女のアイドル道が色々と困難の多いものだったことは、無関係ではないような気がする。
川村さんは’05年ごろ、事務所の移籍問題で裁判沙汰になるほど揉め、休業を余儀なくされた。引退説もささやかれる中、移籍先の事務所がAVタレントも所属してるところだったために、AV転身のウワサが「ほぼ確定」として流れた。「お父さんが借金してお金に困っている」というのも根拠のひとつだった。
結局AVに転身することもなく復帰を果たしたが、そう、彼女はけっこう苦労人なんである。

苦労した芸能人といえば、かねてからわたしは「不幸美人エクボ説」という独自のアイドル理論を提唱している。
「不幸な美人にはエクボがある」という、すてきにシンプルな法則である(あ、今みんなのガッカリする顔がパソコンモニター越しに見えましたよ!)。
わたしが証拠として挙げているのは宮沢りえ、安室奈美恵、山田まりやなどであり、厳密に言うと「不幸」というより「問題のある親で苦労している」ということなのだが、彼女たちには軒並みエクボがあるのです!
真相がどうなのか怪しい部分もあるが「父親に借金」うんぬんが本当だとすれば、川村ゆきえさんもこの不幸美人エクボ列伝にぜひ証拠の一人として加えさせていただきたい。
そして、この世界のあらゆる不幸をそのエクボの影に隠して、人々を癒す職業に就いていただきたいのである。

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ここは一見ごく普通のエステサロン。しかし通称「失恋エステ」と呼ばれるこのサロンには、知る人ぞ知るカリスマ・エステティシャン、川村さんがいるのだ。
失恋の悲しみは、女の顔を変える。泣き腫れたまぶた、がっかりに下がった口角、無感覚に陥った表情筋。
しかし川村さんのゴッドハンドは、これらの顔の変化をすべて「美」へと転化する。川村さんの指先が優しくマッサージするだけであら不思議、お客様のしみったれきった顔はいきいきと美しく蘇るのである。
施術中、顔を揉みしだかれながらふと客が川村さんを見上げると、彼女は菩薩様のようなたおやかさで微笑み、客はその器量の大きさとエクボの愛らしさに、失恋の胸の痛みを忘れるという。
そしてエステが終わり、美しく生まれ変わった客の顔には、かつて確かに感じた心の痛みの証として、小さなエクボの影が刻まれているという。
そう、ここは失恋エステ。エクボの深さの分、女が美しくなる場所である。
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ここまで書いて、ふと確認のため安室奈美恵の写真を見てみたのだが、彼女にエクボがある写真が一枚もない…。
あれ??わたしの記憶の中の安室ちゃんにはくっきりとエクボがあるのに??
……ないの??


ゆっきーにっきー
http://kawamurayukie.cocolog-nifty.com/blog/
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Vol. 2 秋山莉奈さんの天職は大家さん

言わずと知れてるのか意外と知れてないのか知らないが、ともかく言わずと知れたって言いたいほどにわたしの心を支配している「オシリーナ」さんである。
言わずと知れてない場合に備えて説明しておくと、彼女はオシリが美しいのでオシリーナと呼ばれている。
マイノリティであった「パイオツよりもケツ」派の諸氏の絶大な支持を受けるとともに、「胸の谷間に目がくらんでてオシリという人体最大の谷間に気づかなかった」男性陣の多くにオシリの造形のすばらしさを啓蒙した。とっても偉大なグラドルである。

現代的で華奢な体躯(狭い肩幅と控えめなオチチ)に不釣合いなほど張っている腰の骨盤に加え、特筆すべきはその肉付きであって、デッサン・テクスチャーともに「極上」の大きなオシリが彼女のアイデンティティである。
また、そのオシリのすばらしさ影に隠れてはいるが彼女はたいそうな美人でもあり、グラドルとして隙がない。

秋山さんの美人さはどことなく原節子とかを思わせるような古風な美しさで、要は「和風/ゴージャス」が共存している。
この手の美人さは写真となって静止したときにいっそう引き立つので、秋山さんのブログの自分撮り写真はいつもクオリティが高い。

秋山さんのブログで括目すべきもうひとつの点は、ブログから漏れ伝わる彼女の生活様式で、なんと彼女は事務所を同じくする数名のアイドル仲間とひとつ屋根の下でルームシェアをしているのである。
夢のようではないか!
こんなオタマンガのような設定が現実世界で実在するとはおもわなかったぞ轟子は!

秋山さんの自宅はたくさんのニンフたちが微笑んで遊ぶ、謎のベールに包まれたサンクチュアリであり、そこは東京都内のどこかに必ず存在する。
その証拠として秋山さんは日々ブログを更新しつづけているのである。
あぁ秋山さん、夢をありがとう。

こうなったら彼女には、夢の国の存続に尽力する使命を背負っていただくほかない。
そう、秋山さんの天職は「大家さん」だ!

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秋山さんは都内のどこかに存在するボロ下宿「コーポ・オシリーナ」の大家さん。
ことあるごとに美尻パンチラしちゃうドジッ子ながら、そのけなげな働きぶりでご近所でも評判の娘さんである。
コーポ・オシリーナの住人たちは、それぞれに「体育会系」「秀才系」「ビッチ系」など個性豊かなアイドルの卵ばかりで、いつかヤンマガの巻頭グラビアを飾る日を夢見ている。
秋山さんはそんなアイドルときわ荘で、ときにはそのドジッ子パワーでちょっとエッチな珍騒動など巻き起こしつつ、陰に日向に住人たちを支え、お掃除に雨漏り修繕に家賃取り立てにと、忙しく大家さん仕事をこなしている。
ある日、それなりに平和だったコーポ・オシリーナにちょっとした事件が・・・
なんと不動産屋さんの手違いにより、コーポ・オシリーナに男性の住人が入居することになってしまったのである!
困惑と期待で色めき立つアイドル候補生たちと大家さん。
入居当日、やって来たのはそこそこのルックスの平凡極まりない男の子だった、のだが・・・
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エロゲーだ!攻略したい!!
こうなってくると、秋山さんの古風な美人さも、どことなく現代的なアニメタッチ美人に見えてくるからあら不思議・・・。
2次元に書き換えても違和感なさそうな気がしてくる。
そうか、古風な美人とは2次元との親和性が高い顔だったのか・・・!
考えてみりゃ浮世絵だってそういうもんじゃないか。
日本人は何百年の昔からずっとずっとオタ気質だったんだ!!
ご先祖さま、わたしたちはあなたがたの偉大な遺産であるこの感性を今でも大切に守り育てているよ!

意外かつうれしい発見を成し遂げたところで、今日はおひらき。
近所に引っ越して見守りたいぞコーポ・オシリーナ!!

秋山莉奈オフィシャルブログ「秋山莉奈のオシリーナ気まぐれブログ」
http://akiyamarina.cocolog-nifty.com/
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Vol. 1 時東ぁみさんの天職はちゃんこ屋のおかみさん

いまや一大メジャー勢力となっている「メガネ萌え」だが、
よくよく凝視してみると、その中身はけして一枚岩ではない。
旧来派「Mっ気メガネ萌え」と新興派「Sっ気メガネ萌え」が存在するのである。


メガネとはすなわち視力の弱さの証明であり、視力の弱さとは身体的欠陥である。
つまりメガネをかけることとは「弱点さらして歩いてる」ということに他ならない。
この弱さ・欠陥にゾクゾクさせることが「Mっ気メガネ娘」の基本路線であり、彼女たちのメガネは「気弱」「奥手」「まじめ委員長」などを象徴するアイテムとなる。


しかし同時にメガネは、「PTAおばさま」「教師」「エリート」など概して高圧的な人々の装備でもあり、ここから派生したのが「Sっ気メガネ娘」である。


時東ぁみさんは当初、やや代官山メガネ系寄りのセルフレームのメガネをかけてグラビアに登場し(代官山メガネ系はSかMかで言えば「中立メガネ」と言えよう)、
2005年のミスマガジンでつんく賞を受賞したことを期に80’s風アラレちゃんメガネ+聖子ちゃんカットの典型「Mっ気メガネ」となる。
その後、辻ちゃんギャル曽根とともにユニット「ギャルル」を結成した際には、ギャル+メガネという新機軸の「Sっ気メガネ」へと変貌したのであった。
(ちなみにメガネアイドル以前の時東さんは「小松幸江」という名前の子役タレントだったのだが、それはまた別の話。)


つまり時東さんがあまたのメガネ娘たちと一味ちがうのは、「Mっ気メガネ」と「Sっ気メガネ」のあわいを行き来するその自在さなのである。
ナイスコントロール!
かくてわたしも、彼女のメガネが醸し出すSっ気とMっ気のハーモニーに羅針盤を惑わされ、パソコンの秘密フォルダに時東さん画像が溢れる事態に陥った。


で、画像収集において格好の狩り場となるのはやはりブログ内の「自分撮り画像」であって、わたしはいつもこれを非常に楽しみにしており、時おり画像が「今日食べたごはん」だったりすると心底がっかりする。

彼女は両目とも裸眼1.5で、メガネはダテ、しかもライトの反射を防ぐためにレンズすら入っていないということは有名だが、どんなに「日常の1コマ」的な(お風呂上りとか)画像であっても、決してメガネレスでは写真に納まらないあたりにプロ意識を感じる。
時東さんのプライベートメガネはメタルフレームか黒のセルフレームで、代官山メガネ系の「中立メガネ」によるフラットな状態を保っている。
ただしサングラスは時東さん的に「ギリギリセーフ」らしく、サングラス姿はけっこう頻繁に披露している。
このあたりに現在の時東さんのメガネスタンスの迷いを感じるのは、わたしの考えすぎであろうか。

おそらく考えすぎなわたしは、時東さんの次なるメガネは果たして何系メガネだろうか?ということに思いをはせるようになった。
彼女のメガネ史の変遷を振り返ってみよう。

(メガネレス)→中立メガネ→Mっ気メガネ→Sっ気メガネ

こうなってみると、MもSも済ましてるし、だからといって今さら中立には戻れない。
ということはMでもSでも中立でもない、新しい展開が求められているということだ。
そこでわたしは考えたのだが、こういうのはどうだろう?
「Sっ気⇔Mっ気 変幻自在メガネ」
SでもないMでもない中立メガネとは真逆の、SでもありMでもある変幻メガネである。

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ちゃんこ屋のおかみさん、アミさん。
色つき老眼鏡に金のチェーンを光らせ、ちゃんこの食べ残しには容赦ない鉄拳制裁を加える。
むかし関脇・いま半分ヤクザの旦那さんすら、妻の前では震えるチワワ同然という、真性どSメガネである。
ところがアミさん、暴力団もミンボー幹部も怖くないが、ちゃんこの湯気にだけはめっぽう弱い。
ちゃんこの湯気だけが、色つき老眼鏡を白く曇らせて優しくアミさんから視界を奪ってしまうのである。
視界を奪われたアミさんは、湯気の熱のせいか動揺のせいか、頬をまっかに上気させ、恥じらいながらおぼつかない足取りで店の奥に消えてしまう。
「メガネは弱点」の基本にのっとった王道Mメガネである。
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長くなりましたが、以上の理由から、時東あみさんの天職は
ちゃんこ屋のおかみさん(S⇔Mメガネ)
ということで、いかがでしょうか。
無理は承知で、おすすめします!

時東ぁみオフィシャルブログ 「あみログ」
http://ameblo.jp/tokito-ami/
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