SiteTop > BlogTop > Archives: January 2009

コンテンツ制作の裏側、各自の思惑による勝手なコンテンツ推薦etc・・。
ONCスタッフが不定期で綴ります。

アーカイブ: 2009/01/31

女子よ、男尻を愛でよ!

(文責:福田フクスケ)

「制作日誌」では、絶賛更新中のレギュラーコンテンツや、
今まさに制作中の単発コンテンツの裏話を、リアルタイムでお届けします。


サイトオープン前夜の、去る1月11日。
ここ大塚で、誰も知らないとある祭りが、ひっそりとしめやかに
わっしょいわっしょいと開かれていた。

090131_5
△わっしょい、わっしょい

祭りなのに、しめやか。
その相反する言葉のマリアージュが成立するそのわけは、
祭りのテーマが「尻」だったからである。
それも、ただの尻ではない。

彫刻や絵画に描かれる“男の”尻、その尻のよしあしについて
女子2名が品評しあうという、人から何度「え?」と聞き返されても
それはもう仕方ないだろうという、いと珍らかな祭りなのである。

そう、これこそが、ONCの才媛・嘉川轟子と斉藤けなげの2名が、
恥ずかしげもなく自信をもってお送りする期待の単発テキスト企画、
その名も『俺と貴様の 男尻まつり』である。

090131_6
△男なら尻見せてけーー!!

かねてから、健やかなる男女間の交際だけを「恋愛」と呼んでいた、
爽やかな高校部活のようなPTAお墨付きの団体だったONCに、
闇討ちのごとく「BL(ボーイズラブ)」というまがまがしい
和製英語を持ち込んだ腐女テロリストが、この2名である。

出会ってはいけない2人が、出会ってしまった。

しかし、その出会いのきっかけを作ってしまったのは
誰あろう私なので、交通違反でいえば「重大違反そそのかし」、
殺しにたとえれば「殺人幇助」にあたる私の罪は決して軽くない。
その禊ぎの意味も兼ねて、この2人が出会ってしまったことによる
暴走行為を責任を持って食い止めなければならないと思い、私は判断した。

…そうだ、これ、企画にすればいいんだ。

答えは単純である。
ネタとして企画に落とし込んでしまえば、たいがいのことを許す。
それが、ONCにおける私のスタンスであります。

そもそも、人の「フェチズム」の話っておもしろいし、
男が女の胸を好奇の視線で語るように、
女が男の尻を好奇の視線で語る構図があったら、
それはなんとなく微妙にズレてて笑いとして成立しそうだな、と思ったのだ。

090131_8
△男の尻が大写しになっているパソコン画面を注視するけなげと轟子
(ちなみにもう一人、まったく関係ないのに見ているのは、『新しいリスニングテスト』でOL役を官能的に演じた女M)

で、やってみたら実際おもしろかった。
魅力の対象なのに、なぜかまじめに語れば語るほど
滑稽さとの相性を増してしまう、尻。
それは時に悲劇でもあるが、癒しの存在でもある。

たくましい尻。
やわらかな尻。
遠慮がちな尻。
会釈をする尻。
夜空を見上げる尻。
友だち以上恋人未満の尻。
僕たちの暮らしを見つめる、豊かな尻。

090131_7
△みんな昔はオシリーナだった

そんな、表情豊かな尻とりどりの風景をどうぞお楽しみいただきたい。

斉藤けなげによる持ち込み企画『俺と貴様の 男尻まつり』は、
全5回の短期集中連載で、近日公開!!
  • -
  • -

新しいリスニングテスト第1回

(文責:福田フクスケ)

さて、今週はオープン記念週間ということで、
コンテンツ紹介も兼ねてスターティングコンテンツの
制作後記を書いていこうと思います。

今日は、【AUDIO】のコント企画『新しいリスニングテスト第1回』をご紹介。

090131_1
△こんなリスニングテストが流れてきたら戦意喪失です

このコンテンツも、昨年6月の前身サイトの時点で、
オープニングコンテンツとしてすでにアップされていた作品。
収録自体が行なわれたのも今は昔、昨年の4月13日である。

…月日が経つのは本当に早いなー。

というバカみたいな当たり前の感想しか出てこないほど以前に撮ったのだ。

ネタのアイデアだけ出し合って、台本は肉布団が担当しているが、
作品の雰囲気を左右しているのは、やはりゲスト出演者によるところが大きいだろう。
全体のアナウンサー役と、第一問のOL役の2名である
(名前を出していいのかわからないので、出さないでおくけど)。

こういうのって、こんなシュールなリスニングテストが
「さも本当にあるかのように」演じきるからおもしろいのであって、
テキストがふざけてるからって、少しでも読み方にウケを狙おうとする
ニュアンスが入り込むと、途端におもしろさは半減するわけだが、
その点、アナウンサー役の彼女の愚直なまでにまじめな
読み上げ方は、とても作品のテイストに合っていた。

090131_2
△「新しいリスニングテストの時間です」「そのようです」

また、第一問「不適切な関係」の部長とOLのスクリプトだが、普通ね、
あんな台本を渡されてすぐに読めと言われても、なかなか意図を汲めるもんじゃないよ。
だが、OL役の彼女は最初から一発で「官能的に」読んだね、あれを。
それどころか、最初の読み合わせでは読み方がエロすぎたので、ちょっと自粛してもらった。
あえぎ過ぎていたのだ。

「なんでもないセリフをエロく読み上げる能力」

…いったいどんな才能なんだそれは。

090131_3
△「B5、A4、B4、A3、ああっ、どんどん拡大していく…!」

このコンテンツに関しては、正直この2名しか紹介することがないのは、
あとの出演者はすべておなじみのメンバーだからで、
というか、寿司屋の弟子役とギターを弾いているますらおでぶ以外は、すべて私が演じているからだ。
約10分弱のコントの間に、歌も含め5役で登場しているわけだが、
やはりどーーーーーーーーー考えても無理があるな、これは。
原口やコージーやホリではない人間が演じる5役は、どう聞いても1役だ。

で、私は真剣に思いましたね。
「もっと多彩な声が出せるようになりてぇ」と。
こうも思いましたね。
「もっと歌が上手くなりてぇ」そして「モノマネが上手くなりてぇ」と。
いっそのこと「むしろモノマネ芸人になりてぇ」とも思いましたね。思いませんでしたけどね。

090131_4
△人にかなわぬ夢を見させる悪魔のソフト、プロトゥールス

あと、あれだ。
とても人様にお聞かせすることのできない、音程も声量も声圧もおぼつかない私の歌声が、
「プロトゥールス」という音楽制作&編集ソフトをWEB班のEGが駆使することにより、
格段に聞きやすく、安定したものに修正されていたことには、すっかり感動した。
うっかり歌手になれるんじゃないかと思った。

ビバ、テクノロジー。
  • -
  • -

1/1

Home > Archives: January 2009

Search
Feeds

Page Top