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有名人が集まるTSUTAYAとは
このブログは、世界一うわついたwebマガジン「大塚ニューコーポ」のライター陣が、古今東西の有名人になりきって、有名人独自の視点でDVDをレビューしています。
あくまで有名人独自の視点ですので、一部ライター個人の感想とは異なる場合がございますのでご了承ください。

アーカイブ: 2009/07

vol.2 『ハッピーフライト』×ライト兄弟

happy ovile uwilper


ウィルバー(以下U)「いやぁ、暑いね。」
オーヴィル(以下O)「確かに。久々に現世来てみたら進んでるよね、温暖化」
U「やっぱりあれじゃない?機械生み出し過ぎなんだよね。」
O「だよね。エコだ、エコだって最初から車とか飛行機とかなければそもそもそれが一番エコやっちゅう話だもんね。」
U「あ、飛行機で思い出したんだけどさ、みんな、僕らが誰か分からないんじゃない?」
O「え?そう?」
U「そうだよ。だって二人合わせての名前じゃないと、ほぼ無名だよ、僕たち」
O「じゃあ、改めて。オーヴィルです」
U「ウィルバーです。二人合わせて」

O&U「ライト兄弟です!」

U「うん、これでやっと市民権を得た感じだね」
O「個性とかいいよね、別に。」
U「そうそう。別に気にしなーい。そんなことよりね、僕達、昨日観たあのDVDの話しなくちゃいけないんだって」
O「YES!するよ、するする。じゃあ、タイトルを、せーの」

O&U「ハッピーフライト!!」

U「段々、そろってきたね」
O「だねだね」
U「はい、この『ハッピーフライト』去年公開された映画だね」
O「だねだね」
U「監督は矢口史靖。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』を撮った彼ね」
O「うん、そんなわけで、感想は一言で言うと」

O&U「いつものあれ」

U「まぁそういうことになるよね」
O「だねだね」
U「でもさ、追加するとね、かなりダメな方のいつものあれ、だと思うよ、これは」
U「えーなんでだよ!僕的には、けっこー良い方のいつものあれ、だったよ」
O「それはさぁ、君が超飛行機マニアだからでしょー」
U「そうかなぁ。だって、これ面白いと思う人絞られるんじゃね?って思うぐらい飛行機のことツラツラ映してるシーンたくさんあったよ」
O「ほら、わかってんじゃん」
U「いやいや、褒めてる褒めてる!僕は楽しかったよ!もうね、整備士さんの話とか別にいらなくね?って思うぐらいしっかり入ってたもんね。あとバックスタッフね」
O「まぁさ、『こんなに沢山の人が裏でドタバタしながら一つのフライトを成り立たせてる』っていうのは伝えたいんだろうけど・・・まず、フライト成功してねぇじゃん!!!ってことが腹立つのね。そして、管制塔だなんだって普通に描かれても何してるかたいしてわかんねぇから何に切羽詰ってんのかなんとなくしかわかんねぇよ、くそばかやろー」
U「えーちょっと」
O「つうかよ、なんだ、だいたい大してドラマ自体もねえんだもん。話が全然ねぇ!!!話がないのを補うだけの画や勢いやユーモアも大してねぇ!!!ただ飛んでるだけ!!!!飛ぶのぐらい誰でも出来るってんだよ!」
U「ちょっと!!言いすぎだよ!!僕らあんなに飛ぶのに苦労したじゃないか!!」
O「OH!!SOUDATTANA!!!ごめんよ、許しておくれウィルバー」
U「SIT!!MIZUKUSAIZE!!!いいんだよ、オーヴィル」

O「いやぁちょっと熱くなっちゃってさ。やっぱり飛行機のことだと熱くなっちゃうよね」
U「気を取り直して。ほらほら。少しはあったでしょ?この映画の良いところ」

O「うーん、なんだろうなぁ、ウィルバーが言いなよー」
U「えーいいよー、オーヴィルが言いなよー」
O「あ、あれだ、ウィルバー、綾瀬はるか好きじゃん。ああいう日本顔好きだって言ってたじゃん」
U「あーそうね・・・」
O「ってか、今回綺麗どころは満載な映画ではあったよね。華やか」
U「いや、あれもさ、なんだろ、綾瀬はるか全然主役じゃねぇだろてめぇ!!ってことは声を大にして言いたいよね」
O「え、ちょっとちょっと」
U「もうオドオドするなら全編に渡ってしっかりオドオドし続けてろってんだよ!!!たいして出てもこないでキャラが確立しにくいんだよ、この元デブ!!!だいたい落ちる落ちるって騒ぐんじゃねぇよ!!!!俺達何個の飛行機ぶっ壊してきたと思ってんだよ!!!あぁあ!!!???」
O「ちょっと!!言いすぎだよ!!!!それでも僕らは信じてたじゃないか!!!!」
U「BROTHER!!!GOMENYO!!!そうだった・・・そうだったね」
O「GOD!!!IINDAYO!!そうさ、そうさ」


そしてわれわれは、飛行機はきっと空を飛ぶと確信していた。

By ライト兄弟


O「ね。だから、正直僕ら的には、こんなに飛ぶようになったんだからもう十分だろってか安心して見ちゃえちゃったよね」
U「そうだね。僕らの時、飛んだって言ってもほぼ奇跡だったもんね」
O「でも、やっぱり良いよね。飛行機」
U「良いよね」
O「この作品で矢口監督は嫌いになっちゃったの?」
U「いや、矢口監督は相変わらず好き。平岩紙や江口のりこのシーンは好きだった。というか、演出自体は好きだった。でももっと好き勝手やれるのを撮った方がいいね。うん。」
O「じゃあ、そんな真面目なレビューも言ったところで、この作品、殿堂入りするかな?」
U「それは無理。でも、でもね、どんなことも・・・」

いま正しい事も、数年後間違ってることもある。
逆にいま間違ってることも、数年後正しいこともある....


By ライト兄弟





ライト兄弟(ますらおでぶ)

vol.1 『鋼の錬金術師』×アインシュタイン

usen03.jpg     einstein_tongue.jpg

どうも、アインシュタインです。

わざわざ名乗ったのはほかでもない、この連載は今回が第一回目だからである。

決して、とりあえず名前を言うことでなんか成立するんじゃないかという、有名人のモノマネをするときのあの感じとは無関係である。


どうも!あいーんしゅたいぃぃぃんでぇ~す!べろべろべー!!



・・さて、古今東西の有名人がDVDを鑑賞し、独自の視点で批評(レビュー)してしまおうというこの企画。


第一弾はこの私、アルベルト・アインシュタインが「鋼の錬金術師」という日本のアニメに挑戦。

まあ私のような科学者がこういった荒唐無稽なアニメーションを見て楽しめるのか、というのは甚だ疑問ではあるが、「空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。」と、私も言い残してるので問題ないだろう。



DVD全13巻、51話にわたる長丁場。
しかしこれがまあ、あっという間であった。




だって超おもしれぇんだもん!!




これはつまり、熱いストーブの上に一分間手を載せてみたらまるで一時間ぐらいに感じられるけれどもかわいい女の子と一緒に一時間座っていても一分間ぐらいにしか感じられないのと同じ原理!



すなわち、相対性というものである。



物語はねぇ、要するに錬金術っていう一瞬で物体を他の物体に変えてしまう魔法みたいなやつ(物語の中では科学と言い張ってるが、「んなわけねぇだろ」と言っておく)を操る兄弟が、その錬金術界ではタブーとされてる人体練成っていうのを、お母さんが病気で死んじゃったもんだからつい出来心でやっちゃって、んで兄貴のエドワード(チビ)は右腕と左足がなくなっちゃって、弟のアルフォンス(ヨロイ)は体が鎧になっちゃって、でも二人とも元に戻りたいから、これまたなんでもアリで有名な「賢者の石」っていうのを探して旅に出るっていう話なんだけど・・・



これを私の持ちギャグの一つであるE=mc²であらわすとこうなる。



(エドワードは)=m(マザコンで)(チビという)²(事情を抱えている)



(爆笑)



あと、物語中でエドワードは、タブーとされる人体練成をしてしまったことで弟の体を失わせてしまったことを激しく後悔し、自分を責めるが、私は彼に言ってやりたい。


どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。と。




それから、この物語はやたらと戦争をしたがる駄目人間がたくさん出てくる。そこで私はこう思った。


人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。と。








こんなもんでいいすか?
最終的にかなりテキトーな感じになってしまったとすれば、それは仕方のないことである。




なにせ




わたしは、先のことなど考えたことはない。だってすぐに来てしまうのだから。




アルベルト・アインシュタイン(MST)



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