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デリカシーの機微が問われる現代社会のさまざまな局面に、ぼんやりと警鐘を鳴らす無神経なコラム。

【2012/07/08(日)~07/14(土)】



【7月8日(日)】
ごめん!なにしてたか覚えてない!
比喩とかじゃなくて、本当に覚えてないんだな、これが。

「徐々に」と打とうとしたら、「ジョジョ鬼」とタイプミス&誤変換。なにそれ楽しそう!


Twitterでこんなポストをしたことだけは記録に残っている。

たぶん、鬼にタッチされたらジョジョ立ちでフリーズしなければならないのだろう。
他の参加者にタッチされるまでその場から動けないのだろう。

そして、世界はそれを「こおり鬼」と呼ぶのだろう。


ぎたろーのデブポーズ集に支援してくださった
一部のパトロンの方へのリターン「特製デブTシャツ」を、
ポーズ集よりひと足先に発送したところ、Twitter上で
ちらほらと到着報告が届いている。

これがデブTシャツだ

今年の夏はこれを着れば大注目間違いなしだね!


【7月9日(月)】
載った!

載ったよ!

本日発売の一流週刊誌『AERA』に載りました!

AERA表紙


泥沼離婚の壮絶現場!

…じゃなかった、それも気になるけど、こっち、こっちね。

他人と夢を共有する手段

「他人と夢を共有する手段 クラウドファンディング知ってますか?」
という記事に、我らがぎたろー君のデブポーズ集が
成功事例として紹介されました。

目標支援額を達成しても全然赤字だった我われが「成功」事例かどうかはともかく、
『AERA』というネームバリューある媒体に載ったという事実に浮わついている我われなのです。

大の字ジャンプ
大の字で地面から大きく浮わつくぎたろー君。

それにしても、このぎたろー君の大の字ジャンプ写真、
シールにしてタンスとかにペタペタ貼りたいくらい
キャッチーで絵になってるいい写真だと思うんだけど、

その横に写ってる俺…

いくらなんでも……

棒立ちすぎないか?

可動部ゼロ。
リボルテックフィギュアだったら
即刻返品されるレベルの動いてなさですよ。

本当はもっといろんなポーズ取ったのに、よりによってなぜこのカットか。

「俺、もっとメディア対応できる人なんですよ!」というのを
アピールしたいので、詳しい取材当日のレポートはこちらをどうぞ。

【デブポーズ集企画・AERA掲載!】


【7月10日(火)】
今日も今日とてワロップのレギュラー番組
『大塚ニューコーポのパヤッパヤ革命』第15回。

今夜のゲストは、ソーシャルメディア界では有名なカリスマ主婦、
ソーシャル主婦の家入明子さん(@akitect)。

出演をセッティングしてくれたのは、
モノノフつながりでパイプのあったEG(@EGMC)(あーりん推し)(でもももかを見捨てたわけではない)(基本ハコ推しなのだとのこと)。

アキテクトさんは、ちゃんとお話するのは初めてだったんだけど、
すぐに人を懐に取り込むフレンドリーさに長けていて、
ソーシャルメディアどうこうより、まずご本人のパーソナリティが
すごくソーシャルであるというのが、ソーシャル主婦の
ソーシャル主婦たるカリスマ性の所以なんだな、と実感。

有料会員しか聞けないエクストラタイムでは、
どうせ誰も聞いていないから、というポジティブな理由で
番組はハイパーアキテクトタイムに突入。

「付き合いが長くになるにつれて、
人間性の薄さがバレて徐々に人心が離れていく」
という私の人生相談に対して、

「性技は小出しにしろ」
という的確なアドバイスをいただく。


番組終了後は、放送局のすぐ近くなのに、
よく考えたら行ったことがなかったスカイツリーのふもとを見学。

俺、気付いたんだけど、スカイツリーのふもとで記念写真を撮る人は、
人も塔も同じ画角に収めようとして、かなり低くしゃがむので、
ほぼ土下座のようなマヌケな格好になりがち。

0710
こういうことになる。

そんなひれ伏す人々の光景ばかりを撮って集めたらおもしろいのではないか。
タイトルは「スカイツリー崇拝」。


で、その後、スカイツリーの中のテナントは高いから…という理由で、
下町ならではの飲み屋に行こうと「もつ焼き 稲垣」(食べログ)というお店へ。

ここ、周辺の他の店に比べても地元の人たちで大賑わいしており、
出てくる料理も安くてうまい!

ただ、もつ焼きの盛合せの中にひとつクセのある部位があって、
「これってどこの部分?」と気になって調べたら、
「子袋(鶏の子宮)」とあるのを見てしまい、

「そう言われたらなんかそういう味するよね…
なんか…精子くさいというか……」

と、一度そう思い始めてしまうとそういう風にしか感じられず、
俺もEGMCもアキテクトさんも、こぞって子袋だけ食べ残すという事態に。


うんこうんこ言いながらカレーも食える俺だけど、
精子くさい子宮を食べるのは、なんか心にウッときたんだ…。


【7月11日(水)】
今週も書いてますよー。

恋愛ドラマ勝手に深読み入門
第5回:『私が恋愛できない理由』と『ハッピーマニア』の意外な共通点

現在、私にとって唯一と言える週刊連載記事。
相変わらず、前日に書いて翌日掲載される自転車操業っぷりだけど。

この前、ONCの嘉川轟子(@Goco_K)から
「福田君はこれ書いてる限りモテない」と呪詛のようなことを言われて、
「仕事の原稿で書きたいこと書いたら失うようなモテなどいらん!」
と憤慨した私なわけだが、

今日ふと思ったのは、俺はこの連載、
女性ライターのフリをして書いたほうがウケてたんじゃないか、
ということだ。

女性の恋愛について勝手なことを断定口調で書いてしまっているので、
女性が書いていることにすれば「当時者」目線ってことで成り立つところが、
男が書いていると思うと、なーんか腹立たしい感じになってしまってはいないだろうか。

「福田が書いていると思うから腹立たしい」とか、そういう福田フィルターじゃなくて
(それはそれで真剣に対応策を考えねばならない非常に嘆かわしい問題ではあるけど)、

そもそも「男性ライター」が書いてしまうと「読者にモテない」内容
だったんじゃないだろうかこれは、という今さらな反省が私を襲うのである。

今からでも「性転換しました」って言おうかな。
せめて、徐々にオカマキャラへのシフトチェンジをはかろうか。

先方に聞いてみたところ「とくに気にならない」ということだったので、
やっぱりこれは福田フィルターが発動している人特有の感想なんだろうか。。。

もうわからない。
誰か客観的に判断してくれい!

とりあえず、毎回冒頭にマクラとして入れていた
「モテ系リア充ライター」のギミック、少なくともあれは次回からいらねえな。


夜は、友人が制作をしている会社の舞台『スペーストラベラーズ』を観に下北沢・本多劇場へ。

映画化もされたジョビジョバの伝説のコメディを
細川徹が脚色・演出するということで、
なんかもっと話題になってもよさそうなものだが、
紆余曲折あって宣伝もギリギリになってしまったらしく、
会場内は空席も目立つもったいない状況。

おもしろかったのは、最初は全然笑う準備のできていなかった客席が
少しずつ徐々にあたたまっていき、最終的には一挙手一投足で
笑いが起きるようになっていった過程を体感できたこと。

オリジナルを見たことはないんだけど、明らかにここは細川徹の
脚色・演出だろうなあという異質な笑いがあったりして、
あらためて笑いに正解はないのだという豊かさと難しさを思ったり。

客として見に来ていた東京03の飯塚を目撃したんだけど、
なんか、雰囲気がすごく二枚目だったよ!


【7月12日(木)】
趣味でやってる店ってなんなんすかね。

昨日、下北沢にある某バーになんとなく入ってみたら、
そこがまあ実にマスターの趣味丸出しの店で、
いやでもね、「趣味をやってる」ぶんには大いに結構なんだけど、
志が完全に「趣味でやってる」店だったんですよ。

「趣味をやってる」と「趣味でやってる」は、似ているようで全然違う。
ロクシタンとキリシタンくらい、くれぐれも違うわけです。

とにかく、マスターに愛想というものが皆無なのだ。
俗に「ふりまく」ものとすらされている愛想を、
もったいぶるどころか、チラ見せもしてくれない。

俺が「マスター、おすすめは?」って聞いたら、
フツーに「ありません」って返してくるし。
あきらめたからそこで会話終了ですよ。

「安西先生…会話が、したいです…」ですよ。

さらに、後から入ってきた4人組のグループに
「おまかせで」と言われたマスターは、あろうことか
「おまかせでは何も作れません。どうしてもと言うならお引き取りください」
みたいなことを言ったらしく、グループはすげー険悪なムードになってキレて帰っちゃうしさ。

マスターもマスターだが、4人組のうちの1人がわざわざ店に引き返してきて、
「ねえ、なんで作れませんって言ったの? 失礼だってわかるよね?」と
マスターにインネンを付け始めたのは、さすがに「事件」の予感をひしひしと感じてちょっと怖かった。

あの、いきがるっていうんですか、いちびるっていうんですか、
そういう体育会系的な威圧的な態度を心から嫌悪する私としては、
「うーん、どっちもどっち!」と、心の中でジャッジを下したわけだけど。


それにしても、『臨死!!江古田ちゃん』にもそんなネタがあったけど、
常連と知り合いしかいない内輪感満載のバーに、
うっかり一見で入ってしまったときの場違い感は地獄だよね。

あれ、空気読まずに入ってきたこっちが悪いみたいになるのも腑に落ちない。

門戸は開いといて心は開かないって、あれか、
股は広げてもキスは許さない風俗嬢か!


そんなことより、昨夜エアコンをつけたら送風口から布団にゴキブリが落ちてきて、しかもその行方を見失ってしまい泣きそうなんだ。


【7月13日(金)】
すごく有名だけど何をしているのかすごく肩書きを説明しづらい人にインタビュー取材。
途中、何度も目からウロコが落ちる。

やはり、これからは個人の魅力をウリにして、個人を相手に商売をするべき時代なのかもしれない。


【7月14日(土)】
雨が降るっつうから、ぎたろーデブポーズ集の撮影を延期したのに、なんか……晴れてるな。

やるっつうと雨になり、やめるっつうと晴れるって。

以前、こんだけ大事な日に雨が降るなら、
雨が降ってほしくて困っている地域に呼ばれて雨を降らせる
「雨乞い.com」というサービスを始めたらいいんじゃないかと思ったわけだが、
これはあれだな、干ばつの地域に行くと日照りをもたらしちゃうタイプの男ですよ俺は。

「雨男」ではなく、「なってほしくない天気男」だ。

とことん使えねえな。


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