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デリカシーの機微が問われる現代社会のさまざまな局面に、ぼんやりと警鐘を鳴らす無神経なコラム。

【2012/04/22(日)~04/28(土)】


【4月22日(日)】
ももクロ横アリ公演2日目。

1日目とは打って変わって、ライブの王道曲を
ほとんど網羅した神セトリを全力で展開。

昨日のカオスっぷりを見るにつけても、
今回は2日通して初めて完結するイベントだったんだなあ。

1日目はネットで賛否両論だったが、これはたしかに
昨日しか見られなかった人は怒ると思う(笑)。


あと俺、ぶっちゃけモノノフのみなさんがやる
コールや振付があんまり頭に入ってなくて、
かといって「やらない」のは会場の雰囲気的にナシだと思ったので、
ななめ前方にいる先輩モノノフのおっさんの動きをずっとマネしてたのね。

そしたら、動きを追うのに必死で、ステージのももクロちゃんたちと、
モノノフのおっさんを見てる割合が、正直同じくらいだった。

俺はももクロを見るために大枚はたいて来たのに、
何が悲しくてモノノフのおっさんばかり見てたんだろう、
と後から気付いて、すごく残念な気持ちになったのな。

いや、もちろんステージはちゃんと楽しんだんだけどさ、
周りからの目を気にして「あいつ踊れてないなって気付かれたくない」
という邪念が混じって、少しでも純粋にももクロを楽しむ気持ちを
失ってしまっていた自分が悔しいのよ。


なんか、そういうことってないすか?

吉野家に入ったのになぜか無性にカレーが食べたくなって頼んだはいいけど、
「吉野家に来てまでなんであいつカレー食ってるの?」
って周りに思われてるような気がして、
なるべくカレー食べてることを悟られないように
コソコソ慌てて食べる羽目になって、
当然味わって食べてないから味なんて覚えてないし、
言われてみれば吉野家のカレーなんて牛丼チェーンの中でも一番特徴ないし、
だったら俺、なんで松屋に行かなかったんだろう、
松屋でフレッシュトマトカレー食べた方がずっと安かったじゃん、
とか思い始めて、そもそも自分で食べたくてカレーを選んだはずなのに、
最終的にはすげえ後悔しながら店を出る……みたいなこと。


ないですか?
病気ですかね、俺は。

ともあれ、ライブは最高でした。

ももクロに罪はない。
ももクロに罪はないんです。


【4月23日(月)】
『だめんずうぉ~か~』の著者、倉田真由美(くらたま)の顔って
誰かに似てるなあってずっと思ってたけど、あれだ、新興宗教の勧誘にくる
目つきが帰依しちゃってる女性全般に似てるんだな。

…うん、まったく書くことがない日だってあると思うんだ。

ていうか、この日は疲れて1日を棒に振っていた。

スカッと三振した。

勘弁してくれい。


【4月24日(火)】
確実に熱がある。

原因ははっきりしている。
土日でももクロのライブに行って、はしゃぎすぎたのだ。
いわば、知恵熱みたいなものだ。疲れが出た。

体感ではおそらく38度近くありそうな気がするが、測ったら負けだ。
測った途端、その数字は「現実」になってしまう。
38度という数字を突き付けられて、起きていられる自信はない。

測りさえしなければ、それは単に「熱っぽい」という「感覚」の問題に落とし込むことができる。
測らない限り、そこには「38度ある自分」も「なんとなく熱っぽいだけの自分」も、同じ確率で存在する。

シュレディンガーの俺だ。

これまでも、こうすることで数々の体調不良を乗り越えてきた。
今回もきっと、大丈夫だ。


そんな体調不良をおしつつ向かったのは、以前勤めていた編集プロダクション。
前職の上司からリサーチ仕事の依頼があったのだ。

前職の仕事を引き受けるのは、著者として原稿依頼があったときにしよう、
という野望を密かに抱いていたのだが、お金がないのであっさり引き受けた。

それに、よく考えたら去年もすでに2回くらい仕事受けてたわ。
野望、あっさり失墜。


帰ってwebサイトの記事原稿2本。
のどの調子が悪いのです。


【4月25日(水)】
髪を切りに行ったこと以外、何をしてたか思い出せない…。
本当に、思い出せない……。


【4月26日(木)】
スマホ向け放送局ワロップのレギュラー番組
『大塚ニューコーポのパヤッパヤ革命』
進行台本をギリギリまで書いていた。

今回のゲストはライターのやきそばかおるさん。

『テレビブロス』や『クイックジャパン』など
サブカルライターなら誰もがうらやむ媒体に書いている方なので、
ネタとして「仕事ください」という体で企画を提案しながらも、
あわよくば本当にアピールしたいなあ…という下心込みで臨んでいたら、

のっけから「僕は自分から営業したことはない」
「発信していれば向こうから声をかけてくれる」みたいな
ことをお話しされて、いきなり売り込みしづらい雰囲気に…。

結局、ビビリの俺はそのまま企画提案の流れには持ち込めず、
「テレビライターの生きる道は?」というテーマでお茶を濁すヘタレっぷり。

でも、やきそばさんの話が非常におもしろかったので、
番組としてはこれまでで一番盛り上がった。


さらに、本番後に放送局近くのガストでやきそばさんを交えて雑談。

話の内容はここには決して書けないことばかりだが、
いやしくも「おもしろ」を生業にしようとしているからには、
自分が責任をもって客を楽しませるのだ、という
「サービス精神」だけは忘れてはいけないな、と襟を正したのでした。


【4月27日(金)】
webサイトの記事原稿4本。
ゴールデンウィーク進行のためいつもより本数が多く、
やはりこの日が締切だった別の原稿の提出が夜遅くになってしまった。

webサイトの記事原稿に時間をかけすぎている気がする。
もう少しサクサクと効率的に書ける方法があると思うんだが。

あと、ワロップの進行台本を書いて、
企画やネタを考えるのもけっこう地味に負担ではある。

当日の昼過ぎに始めて、家を出るギリギリまでかかって
ネタが準備できてないこともあるから、結局1日かかってるんだよな。。。

木曜日がなんだかんだ仕事になってない、という
今の状況をなんとかしないと、かなりヤバい。


【4月28日(土)】
友人の結婚式二次会で流す余興VTR。
その本番が、すでにあさって30日に迫っている。

朝までに、撮影済みの素材の構成を若干練り直し、
画面に出すテロップや司会のセリフを修正台本におこして
編集担当の友人に送る……はずだったのだが、
結局、作業を開始できたのは昼から。

急かされながらも、18時から二次会のリハーサルに出席せねばならず、
最後の何箇所かが決まらないままいったん外出。


二次会で綿密なリハーサルが行われるのも珍しいと思うが、
今回幹事を担当しているのは、結婚する友人の同僚であり、
これまでにも数々の同僚の結婚式二次会を取り仕切ってきた
在野のプロともいうべき「クイーン・オブ・アマゾネス幹事」ことNさん。

この期に及んでまだ映像ができていない我われに対して、
きっと多大なる心配と舌打ちをしていることと思う。

ごめん、Nよ。
当日までにはちゃんとできてるから…!


と平身低頭しながらも、実は私にはもっと心配なことがあって、
私は当日、僭越ながら二次会の司会をさせていただくことになっているのだが、
例のももクロ熱で今週体調を崩して以来、ノドの調子がめちゃくちゃ悪いのである。
ほかの症状はすっかり収まったのに、咳がまあ出るわ出るわ。

「…あれ、…声が、……かすれて、……聞こえるよ?」

という、絶体絶命のいっこく堂状態。

普段、「福田最強説」が唱えられるほど丈夫な俺なのに、
よりによって親友の結婚式の二次会の司会という、
一生のうちでもめったにない晴れ舞台のタイミングをピンポイントで狙って、
しかもなんでわざわざノドだけに症状が特化した風邪を引くんだよ俺は。

ノド以外ならどこが悪くてもいいよ。
でも、ノドだけはダメでしょうよ!

帰りに、声枯れに効くという漢方「響声破笛丸」を買い、
余興VTRの決まってなかった箇所をなんとか仕上げる。

あ、余興の景品、買ってない!

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