- 2011.03.20 Sunday
- ダサ男ファッション改造計画(ただし日暮里で)
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「俺、フリーライターになる」というサイトの象徴天皇:福田フクスケを救うため、
大塚ニューコーポのメンバーが総出で「福田フクスケのファッション改造計画」を実行!
福田フクスケはおしゃれ男子になれるのか?
春の特別企画、待望の第2弾!
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…かくして我々は、ガチダサ天皇こと福田フクスケのファッション改造計画を練ったわけだが、
正直、「求心力のなさ」に定評がある福田フクスケに対してプライベートの時間を使い、
親切丁寧にファッション指導をしてやろうという気などみじんもない。

ここはひとつ、サイトの特集企画としてこのタスクを乗り越えよう。
メンバーをチームごとに分け、「ファッション対決」を行うのだ!
ところで洋服の購入場所はどこにしたらいいのだろうか。
福田フクスケに潤沢な資金源などあるはずもなく、通常のオシャレスポットは外さざるを得ない。
とても手が届かない。
原宿あたりの古着屋に的を絞るか…?と考えあぐねていたところ、福田フクスケからこんな提案が。

「どう思います先生ー?
ニポカジってよくない?って思ってるんですけど
どう思います先生ー?」

いやそんなことより上唇と下唇、釣り糸で縫っておいてくれない?
ニポカジってなんなんだろう。どうして福田フクスケは喋ってるんだろう。

「日暮里は古くから布の街として栄え、服飾デザイン系の専門学校生が集まるおしゃれ上級者御用達の街なんだお」
たしかに、街行く人はハイセンスなファッションの人が多い気もする。



「日暮里のカジュアルなファッション、「ニポカジ」は今、街ゆく若者たちの間で最先端なんだお!」
そもそも「ニポカジ」とは何なのだろうか。
教えて!Yahoo!辞書先生!
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ニポカジ(にぽかじ)
日暮里カジュアルの略。東京・荒川の日暮里にここ数年の間に
激安の衣料品店が相次いで出店を行っており、中・高校生から
高齢者まで、幅広い女性客を集めている。
生地小売りなどの店もあり、「1メートル=100円」など
低価格の生地を売っている。
服飾関連の学生向けに生地の小売りをはじめたものが
一般にも話が広がり、手作りの衣装を楽しむ人たちも
集まってきている。
1000円前後の男女向けカジュアル衣料や服飾雑貨を
扱う店もあり、数千円で一揃い購入できる低価格が魅力。
手芸関係などの店もあり、手作り好きの女子高生たちも
集まっている。
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「ニポカジ」という言葉は確かにあるようだが、
総じて古きよき婦人服店ライクなお店がずらりと並んでいる。

授業参観のお母さんにぴったりなファッションが多い。
対決場所は本当にここでいいのか。
日暮里という町に、それだけのキャパシティはあるのか?

「ぶっちゃけ安く済ませたいからだお!
東京北部特有の民度の低さにも対応した、
しまむら以上にリーズナブルな価格設定でおなじみの日暮里の物価指数が、
俺の貧しい懐具合にジャストフィットしたんだお!」
・・・悲哀漂う福田フクスケの懐具合はともかくとして、我々大塚ニューコーポのメンバーはこの日、
「福田フクスケのファッション改造計画」終了後に、大塚駅で忘年会を開催しようと目論んでいた。
夕方の4時から。

つまり我々は、日暮里で12:00から福田の洋服を一式買い揃えるというミッションを達成した後、
同日16:00には大塚でビールを片手に持っていなければならないのだ!
福田に時間を割いて忘年会の時間が押してしまうのはもってのほか!
対決場所は大塚に近い、日暮里繊維街に決定!

「はい大塚ニューコーポ通りま~す
いま大塚ニューコーポがここを通っていま~す!
……とにかく、今日はお前らに3つのチームに分かれてもらって、
3種類の雑誌のファッションをそれぞれ日暮里で買い揃えてもらうから。
目指したいコンセプトもすでに決めてあるから!」
かくしてなんとなく集められ、自分の意識とは
まったく関係ないところでチーム分けされたメンバーは以下のとおり。
雑誌ごとにコンセプトを決め、あわよくば「この雑誌からも仕事もらえるんじゃ」的な
福田フクスケの哀しい願望が透けて見える形で各チーム発表!

コンセプト:町行く人が振り返る!個性きわだつおしゃれカジュアル

モード・ストリート・カジュアル・装飾系など幅広く、トレンドに敏感なメンズファッション誌。
メンバーは「なんとなくおしゃれじゃね?」というふわっとした印象から嘉川・たなかタッグを選抜!
嘉川轟子:私服の色使いが奇抜で「色見本帳」と呼ばれる

「福田フクスケはもう少しなんとかなるはず」
たなか贋作:おしゃれサブカル地区・高円寺在住

「おしゃれって言われると馬鹿にされた気持ちになるからやめて」
メンズノンノチームはなんとなくハイセンスなファッションが
期待出来そう。
あとは日暮里のキャパシティ次第か。
次、2つめのチームはこちら。

コンセプト:信頼できそう!仕事のできるエグゼクティブ・ライター風

ゲイナーは、スーツスタイルやビジネスカジュアルが豊富な
若いサラリーマン向けビジネスファッション誌。
ビジネスパーソンのためのビシッとした空気が漂っている。
メンバーは、比較的、職が安定しているという理由でアルミルコ・MSTを選抜!
アルミルコ:メンバー内で最も日暮里繊維街に近い場所・足立区在住

「この雑誌読んだことない」
MST:ビジネスライクな服装を最も叩きだしてくれそうな期待のサラリーマン

「ラジオの相方の危機は僕が救ってやりますよ!」
足元が浮ついたメンバーだが、「無難さ」を求めれば正解になるはずのコンセプト。
さほど難易度は高くなさそうだが、日暮里にビジネスパーソンのためのファッションは用意されているのか……?
最後の3チームめはこちら。

コンセプト:ギャルを抱きたい!渋谷系のヤれる勝負服

ギャル男やお兄系スタイルを中心としたチャラい渋谷系メンズファッション誌。
ここで新天地を切り開けば福田フクスケの未来は明るい!

「特集記事は「ヤリ活パーリー」
………。
メンバーはなんとなくいちばんB系ファッションに近い、
渋谷で勤めているという理由から肉布団京一とますらおでぶを選抜!
肉布団京一:京一というホスト系の名前を冠し、高校時代は合コン番長

「この後のONC忘年会(4時スタート)まで体力を温存する」
ますらおでぶ:渋谷のブラック企業に勤めるNASH罹患のリアル肉食系男子

「お、お、おなかが空いたんだな」
こうして各チームごと、ファッション誌を見つめながら、対決の舞台へ乗り出したのだった…。
このメンバーで大丈夫なのか?日暮里で企画は成立するのか?
様々な不安をそれぞれに抱えたまま、待て次回!