
今回で「怪獣コボラーの日常会話」もめでたく10回目ね

やったー!僕、何かを両手がいっぱいになるまで続けられたの、初めてだよ!

堪え性のない男だわ

10回かあ。1と0がくっついて、10回かあ。うふ。うふふ

まあめでたく10回目を迎えられたということで

うん

区切りもいいわけだし

うん、うん

今回で最終回にしましょう

うん!…………うん?!

もう終わりにしましょう、わたしたち

え!き、きいてないよ!

今始めて言ったもの。おまえのあたまはほんとうにくずだね

最終回でそんないい笑顔見せないでよ……!

終わりぐらいバシッと締めなさい。

うう。じゃあ今日はこれだ!

後ろ髪引かれまくりじゃない。女々しいわね。

いまいちばん説明したい処理パターンが出てきちゃったよ。

泣き別れって、プログラミングと関係あるの?泣いて、分かれること…だったら分かってるでしょうね

承知しております!「泣き別れ」っていうのは、プログラムの処理でいうと同じ単位のものが、別のところに出力されることだよ

もう少しサービスなさい

つまり、僕とO子が同じお店で、同じレジに並んで買い物したとするでしょ

怪獣御用達の店に用はないわね

最終回ぐらい仲良くしようよ!で、店員さんはレシートをロール紙で出力してみました。2つ分連続で。

はいはい

そうするとね、僕のレシートに入るはずの最後の1行が、O子のレシートに入っちゃったわけ。

店長を呼んで!今すぐ!ここに!ひざまずきなさい!

靴でも舐めさせられるのかなあ…。とにかく、極端な例だけどこれが「泣き別れ」です。

怒り心頭だわ。

処理の正常ケースとして、「泣き別れ」させる場合もあるんだけどね

怪獣のやることは理解しがたいわね!

えーと、あとは漢字コードとか、文字の表示方法の用語としてよく使われます

出版物の用語ね。こまっしゃくれてるわ

とりあえず、最後の日常会話は、「怪獣コボラーは泣き別れだね」でいいかな!

打ち切りみたいな言い草ね

誤解を生むからやめてよ!

気が向いたらまた戻ってきてやってもいいわ

O子………!

次回からは新企画が始まります。それだけを楽しみに生きてなさいよ!