- 2010.10.17 Sunday
- 完全に別の話
登場人物
←たなか贋作
29歳オス。朝霧Jam2週間前に彼女に別離を告げられ、傷心のまま、よりによって一番キライな男・MSTを彼女の代わりとして朝霧に誘う。仮性包茎。
←MST
28歳オス。「傷心のたなかを癒してやろう」とかほざく軽薄大魔神。基本的に上から目線、謝らない、「結局●●ってのは◆◆だよね」みたいなまとめコメントしたがる、など僕の神経を逆撫でする天才。仮性包茎。
さあやってきました朝霧2日目のおとこふたりレポート。
昨晩の過酷な雨(どうやら日本の野外フェス史上最悪レベル)はあがり、爽やか…と大声ではいえない曇天の朝だったけども、それでもまあ降ってねえからいいじゃん、と元気にスタートしようじゃまいかん。

29歳オス。朝霧Jam2週間前に彼女に別離を告げられ、傷心のまま、よりによって一番キライな男・MSTを彼女の代わりとして朝霧に誘う。仮性包茎。

28歳オス。「傷心のたなかを癒してやろう」とかほざく軽薄大魔神。基本的に上から目線、謝らない、「結局●●ってのは◆◆だよね」みたいなまとめコメントしたがる、など僕の神経を逆撫でする天才。仮性包茎。
さあやってきました朝霧2日目のおとこふたりレポート。
昨晩の過酷な雨(どうやら日本の野外フェス史上最悪レベル)はあがり、爽やか…と大声ではいえない曇天の朝だったけども、それでもまあ降ってねえからいいじゃん、と元気にスタートしようじゃまいかん。
まずは起きぬけ。
彼の姿を見てほしい。

28歳?
たった1日でびっくりするくらい老けてたMST。
どうしたおい、身内に不幸でもあったか。
あまりにも、な変貌ぶりに僕はたじろいで

「だ…大丈夫か!?」
と声をかけた。

「いやあ〜晴れてよかったね贋作先生!」
とキラッキラの笑顔を見せてくれたMST。
だめだ俺朝っぱらからもう吐きそう。
ともかく雨が上がったことが嬉しくてたまらないらしいMSTはテントからステージへの移動時だけでも少なくても15回以上は

「いやあ〜晴れてよかったね贋作先生!」

「しかしまあ晴れてよかったわ〜」

「ともかく晴れてよかった!」
などと「晴れてよかった」を連呼していた。
僕もまったく同意なんだけど、こんだけ立て続けに言われると、だんだん「晴れ」という言葉さえウザくなってきて、もういっそ今日も雨のほうがよかったんじゃねえか、とさえ思えてきた。
とはいえ、今日は水を気にせずバリバリ写真が撮れそうだ、ようし昨日の借りを返すぞう、と意気込んで会場中をウロウロしてバシバシシャッター切りました。

こんな小規模の沼が点在。昨晩のひどい天気を物語る。

たべもの屋台の前もぐっちゃぐちゃ。人の出入りが激しいせいか夜までずーっとぐっちゃぐちゃ。

僕のおくつもぐっちゃぐちゃ。

さながら難民キャンプ。毎年見てるけど、今年はさらに難民感アップ。壮観。

朝から富士宮やきそばとビール。

うまそうに食え。

11時過ぎ。ようやっと青空が顔を覗かせてきました。

わんこ。けっこういるね、わんこ。他のフェスでは考えられん。わんこかわいいよ、わんこ。

ふたりで写真を撮りあいっこ。つきあっとんのか僕ら。気持ち悪いのでこの直後殴った。

ミルクランドにいたミス富士山のカワイコチャンを撮ったつもりが、すでにビール3杯くらい入っててふわふわしてたのでズレズレのブレブレ。エロ本みたいな写真になってしもた。ごめんカワイコチャン。

俺とビールと肉団子。

お返しにこっちからも1枚。つきあっとんのか僕ら。気持ち悪いのでこの直後MSTの金玉を握りつぶした。

例年なら仔牛がいるゲート脇、今年は青空美容室。数多のカワイコチャンが頭におっきな花をつけてもらってました。ほっこり。

昼過ぎからモヤが出始めて、気がつきゃ辺りはこんな感じに。まさに朝霧。昼霧か。

DAD MOM GOD を前線で見て踊ってきたMST。なんか昔「仁義なき闘い」を見た男がみんな菅原文太気取りで映画館から出てくるとかそんなかんじのインスタントな男前。着てるTシャツがユニコーンなあたりが残念。

朝霧の鉄板メニュー、シチューとパン。今年も2杯、お世話になりました。新メニューのしそビールもうまかった!

靴とジーパンの泥ばっかり気にする童貞。

寝てたら撮られた。このへんからだんだん本当に仲良しなんじゃないか僕らと錯覚し始める。
そして心地良い午睡から覚めてみれば…

ついにでた富士山!
まってたよ富士山!
周囲の何千という人たちがステージそっちのけで一斉に富士山に魅入られてた。ただもうそれだけで最高に幸せ!
ありがとう富士山!

富士山ご拝謁の後、見てみたらMSTがたそがれてる。日暮れ間近の空をぼんやり眺めてる。男前気取りか! と罵ってみても
「ああ…ん、ああ」
くらいで完全に自分の世界に入ってらあ。
ちぇっ。
…え、え、僕いま、構ってもらえなくて寂しくなった!?
自分の気持ちの変化にドギマギしつつ、MSTの見てる先に僕も目を向けてみると、

あ、お月さん出とる。
黄昏時のE景色に、僕もしばし放心。
おとこふたり、富士山を背に空を眺めて、しばしうっとり。

そうこうしている間に夜も更け、トリのライブはBLACK BOTTOM BRASS BAND。
最後はやっぱりこういうドンチャカワッショイピースフルに締めなきゃな。と踊りまくりの騒ぎまくり。
「みんなこれちゃんと社会復帰できるん?」
ってMCで言われたけど、まったくその通りだ。ちょう楽しい。
そんな感じですべてのステージも終わり、最後のビールをぐいっと流し込み、

帰り道の朝霧食堂のおじさんたちに最高の笑顔と今年4本目のぐるぐるウインナーを頂戴しました。
これで2日目はおしまい。
気がついたら、俺のカメラのメモリーの半分はMSTの姿で埋まっていた。
さあ、テントに帰ってスガーっと眠って、明日はいよいよ帰宅です!!
彼の姿を見てほしい。

28歳?
たった1日でびっくりするくらい老けてたMST。
どうしたおい、身内に不幸でもあったか。
あまりにも、な変貌ぶりに僕はたじろいで

「だ…大丈夫か!?」
と声をかけた。

「いやあ〜晴れてよかったね贋作先生!」
とキラッキラの笑顔を見せてくれたMST。
だめだ俺朝っぱらからもう吐きそう。
ともかく雨が上がったことが嬉しくてたまらないらしいMSTはテントからステージへの移動時だけでも少なくても15回以上は

「いやあ〜晴れてよかったね贋作先生!」

「しかしまあ晴れてよかったわ〜」

「ともかく晴れてよかった!」
などと「晴れてよかった」を連呼していた。
僕もまったく同意なんだけど、こんだけ立て続けに言われると、だんだん「晴れ」という言葉さえウザくなってきて、もういっそ今日も雨のほうがよかったんじゃねえか、とさえ思えてきた。
とはいえ、今日は水を気にせずバリバリ写真が撮れそうだ、ようし昨日の借りを返すぞう、と意気込んで会場中をウロウロしてバシバシシャッター切りました。

こんな小規模の沼が点在。昨晩のひどい天気を物語る。

たべもの屋台の前もぐっちゃぐちゃ。人の出入りが激しいせいか夜までずーっとぐっちゃぐちゃ。

僕のおくつもぐっちゃぐちゃ。

さながら難民キャンプ。毎年見てるけど、今年はさらに難民感アップ。壮観。

朝から富士宮やきそばとビール。

うまそうに食え。

11時過ぎ。ようやっと青空が顔を覗かせてきました。

わんこ。けっこういるね、わんこ。他のフェスでは考えられん。わんこかわいいよ、わんこ。

ふたりで写真を撮りあいっこ。つきあっとんのか僕ら。気持ち悪いのでこの直後殴った。

ミルクランドにいたミス富士山のカワイコチャンを撮ったつもりが、すでにビール3杯くらい入っててふわふわしてたのでズレズレのブレブレ。エロ本みたいな写真になってしもた。ごめんカワイコチャン。

俺とビールと肉団子。

お返しにこっちからも1枚。つきあっとんのか僕ら。気持ち悪いのでこの直後MSTの金玉を握りつぶした。

例年なら仔牛がいるゲート脇、今年は青空美容室。数多のカワイコチャンが頭におっきな花をつけてもらってました。ほっこり。

昼過ぎからモヤが出始めて、気がつきゃ辺りはこんな感じに。まさに朝霧。昼霧か。

DAD MOM GOD を前線で見て踊ってきたMST。なんか昔「仁義なき闘い」を見た男がみんな菅原文太気取りで映画館から出てくるとかそんなかんじのインスタントな男前。着てるTシャツがユニコーンなあたりが残念。

朝霧の鉄板メニュー、シチューとパン。今年も2杯、お世話になりました。新メニューのしそビールもうまかった!

靴とジーパンの泥ばっかり気にする童貞。

寝てたら撮られた。このへんからだんだん本当に仲良しなんじゃないか僕らと錯覚し始める。
そして心地良い午睡から覚めてみれば…

ついにでた富士山!
まってたよ富士山!
周囲の何千という人たちがステージそっちのけで一斉に富士山に魅入られてた。ただもうそれだけで最高に幸せ!
ありがとう富士山!

富士山ご拝謁の後、見てみたらMSTがたそがれてる。日暮れ間近の空をぼんやり眺めてる。男前気取りか! と罵ってみても
「ああ…ん、ああ」
くらいで完全に自分の世界に入ってらあ。
ちぇっ。
…え、え、僕いま、構ってもらえなくて寂しくなった!?
自分の気持ちの変化にドギマギしつつ、MSTの見てる先に僕も目を向けてみると、

あ、お月さん出とる。
黄昏時のE景色に、僕もしばし放心。
おとこふたり、富士山を背に空を眺めて、しばしうっとり。

そうこうしている間に夜も更け、トリのライブはBLACK BOTTOM BRASS BAND。
最後はやっぱりこういうドンチャカワッショイピースフルに締めなきゃな。と踊りまくりの騒ぎまくり。
「みんなこれちゃんと社会復帰できるん?」
ってMCで言われたけど、まったくその通りだ。ちょう楽しい。
そんな感じですべてのステージも終わり、最後のビールをぐいっと流し込み、

帰り道の朝霧食堂のおじさんたちに最高の笑顔と今年4本目のぐるぐるウインナーを頂戴しました。
これで2日目はおしまい。
気がついたら、俺のカメラのメモリーの半分はMSTの姿で埋まっていた。
さあ、テントに帰ってスガーっと眠って、明日はいよいよ帰宅です!!
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