番外編／贋作・MSTの朝霧jamでイイ仲に大作戦（その1）

平日更新宣言を軽々とすっとばして約2ヶ月のブランク明け、
今回は趣向を540度変えて、
10/9〜10に開催された
日本屈指のピースフルなフェス、朝霧Jamのレポートをします。


※今回だいぶ長いよ



今までの大人の玩具作り実況とは全然関係ない話だけど、
大切なことなのでここで書かせてください。



お話は、9月下旬に遡ります。

僕、たなか贋作は現在、飛び出す絵本ならぬ「飛び出すエロ本」を作ったり作らなかったり、主に最近は作らなかったりしているのだが、






なんつーか要するに4年くらい付き合ってた彼女と別れた。
（このへんはラジオでも触れられているよ、クッソウ）





本当はふたりで朝霧Jamへ行くハズだった。
僕の心のダメージは甚大だった。


手元には２枚のチケットと、２人分の直行バスツアー券。






彼女とは3年連続、ふたりで朝霧に行っていて、
朝霧はふたりにとって、とってもスペシャルな思い出が詰まった場所なのだ。



今さら他の誰かと行けっていうのかよ。



誰と行っても彼女との思い出がフラッシュバックして、
あんなに楽しい場所なのにションボリしてしまうのは目に見えている。




でも、今年のフェスは全部あきらめ、この２日に気持ちを集中させていた僕は、それでも、朝霧に行きたかった。



ので、僕の知る限り全員の、
キャワイイナオンチャンを誘ってみた。




結果は全滅。



そらそうだ。
誰が好き好んで別れたばっかのアラサー男とふたりっきりで2泊3日のフェス旅行、おまけにテントでふたりっきりの夜を過ごすというのだ。


あからさまに貞操の危機だろう。
僕が女だったとしても間違いなく断る。
金玉蹴り上げて「死ねクズ」と罵る。




荒れたね、僕は。




こうなりゃ、俺の知ってる人間（おちんちんのついている方）中で、
一番朝霧jamのありがたみを分かっていない、行っても別に感動とかしなそうな、要するに俺が大嫌いなタイプの奴と一緒に行こう。


落ち込んでいるなら、
彼女の分のチケットを破り捨ててドブに捨てるよりも、もっとひどい使い方をして、
自分をドン底までたたき落としてやれ。





やけっぱち自虐モードの中、僕が白羽の矢を立てたのは














こいつ。
ONCの軽薄大魔神・ＭＳＴ。

常々、僕はこいつのことが憎たらしくて仕方がなかった。
何が憎たらしいって、こいつのやってるラジオで、こいつが面白いことを言ってるのを聞いたことがない。
あんなおもんないくせに、のうのうとラジオパーソナリティ気取ってる。
しかも日夜合コンを繰り返している（イイ仲に発展した功績なし）軽薄さ。



こいつと朝霧Jamに行って
「ああ、こんなに楽しい朝霧なのにこんな奴と一緒だなんて最低だ、朝霧にも失礼だ、どんより」
みたいな気分にしてしまえばいい、自分自身を。


そう思ってMSTにメールしてみたら



「そりゃあ大変だな。僕ぁ朝っぱらからウンコを漏らしちゃって大変だったよ。飲み過ぎたな昨日。そんな僕でよければ行きますよ。日曜の夜には帰れるんだよね？月曜日用事があるので。」
※原文ママ



この野郎、オーバーナイトで新宿着は月曜昼過ぎだ。












とまあその旨を伝えても行くと言ったので、
めでたく彼を連れて朝霧Jam参戦と相成りました。




次回、
「雨の朝霧高原で涙の急接近!?でも豪雨の為写真ほとんどとってないから全然面白くなくね？」編

お楽しみに。