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いろいろなおとなのおもちゃを手作りして、できあがったゴミをネットオークションに出品。夜のDIY精神で世界に平和を、僕に収入をもたらすべく奔走する、エコ&エロなチャレンジの記録。

Cp.3…ダッチワイフの巻(1/3)

おセックスがしたい。






中学生のようなミもフタもない欲望を、僕は抱いている。抱いてないから、抱いている。
テレビの中に住む、見目麗しいモデル、アイドル、女子アナに女優…ぼんやりと彼女らを眺めながら、確固たる欲求を胸に、確固たる部分をしごき倒す。
そんな生活をかれこれ20年近く続けている僕は、その夜もせっせと確固たる部分をシュッシュと日課していた。


大人の玩具を創作し始めて3ヵ月。エロとエコの融合を謳い、またオークションでの小銭稼ぎを目論んで開始したこの企画も、フタを開けてみれば『売れない→材料買い過ぎ→また売れない』と、目もあてられない散々な体たらくだ。

なんとかしなくては。
と、漠然とした危機意識に苛まれながらも、僕の目はテレビの中のカワイコちゃんを追い、右手は僕の確固たる部分をより確固にすべく…。


そうだ。
おセックスをしよう。
女を抱こう。


決して誰に乞われるでもなく大人の玩具を手作りするという奇行に脳まで侵蝕されてしまったのではない。僕はおセックスができるのだ。
愛すべき女(ひと)がいなくても、寂しい独り身でも、そう、文字通りどんな男性でも、あのめくるめく快感を味わえる、そんなアダルトグッズがあるじゃないか。


ビニールでできた、僕だけの、君だけの、男だけの、嫁さん。


そして僕には、アダルトグッズを手作りする技術とノウハウ、そしてこの『悲しき玩具(大人の)』がある。お膳立てはできているのだ。
居ても立ってもいられず、ん、正確にいえば、居ても立ってもいられず勃って居て、陽の当たらない部屋を飛び出した。飛び出そうな衝動を抑えながら、飛び出た。

で、3分くらいして戻ってきた。





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ゴミ袋と透明ビニールテープ。
今回の材料は、安上がりで嬉しいなあ。


この2つで作るのは、そう皆さんもうおわかりですよね。







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リアルラブドール!!(※画像は完成品ではありません。ドール業界のトップブランド・オリエント工業の商品です)


今はこう呼ぶのがクールなのだが、早い話がダッチワイフだ。彼女を強く抱きしめて確固たる部分のコリをほぐすもよし、その端正な佇まいを純粋に愛でるもよし。
無限の可能性を秘めた愛の玩具ラブドール、さっそくガシガシ作っていくでよー!!
ィヤッホーウ!







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